最新静音マザーボードの実力検証 i915Pa-PLF/i915Gm-PL
最新静音マザーボードの実力検証 i915Pa-PLF/i915Gm-PL
2005年06月22日 00時00分更新
PowerMasterを搭載した915P搭載ボード
i915Pa-PLF
AOpen「i915Pa-PLF」。実売価格:1万4000円前後。 |
AOpenの「i915Pa-PLF」は、PowerMasterを導入したATXフォームファクタのマザーボードだ。チップセットはIntel 915Pを搭載。サウスブリッジはRAID機能をもたないICH6を採用している。メモリソケットはDDR用ソケットが4本で、DDR2は利用できない。拡張スロットは、PCI Express x16が1本、PCI Express x1が2本、PCIが3本という構成だ。オンボードサウンドは、7.1チャンネル出力のHD Audioを搭載。また、ギガビットLANコントローラとIEEE1394コントローラ(使用するには別売ブラケットが必要)をオンボード搭載するが、ともにPCI Express x1ではなく、PCIバス経由で接続されている。
このように、LGA775プラットフォームのATXマザーボードとしては非常に地味な仕様。ターゲットを一般的な自作ユーザーに絞り、本当に実用的な機能のみに絞りこんでいるといった印象だ。この割り切りはいかにもAOpenらしいところ。パッケージングの良さもAOpenらしいところで、セットアップ手順を大判カラーで解説したイージーインストールガイド、冊子のマニュアルとも完全に日本語化されており、慣れていない方でも安心して購入できる。1万4000円前後と、手頃な実売価格もうれしいところだ。
i915Pa-PLFの主なスペック | |
製品名 | i915Pa-PLF |
---|---|
対応CPU(ソケット) | Pentium 4/Celeron D(LGA775) |
チップセット | Intel 915P/ICH6 |
メモリソケット | 184ピンDIMM×4 |
対応メモリ | DDR400デュアルチャネル |
拡張スロット | PCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3 |
FSBクロック | 100~400MHz(1MHz刻み) |
PCI Expressクロック | 自動設定 |
CPUコア電圧 | 0.8375~1.6000V(0.0125V刻み) |
DIMM電圧 | 2.600~2.950V(0.050V刻み) |
サウンド | 7.1チャンネル出力(Realtek ALC880) |
有線LAN | 10/100/1000BASE-T(RTL8110S/PCI) |
IEEE 1394 | S400/2ポート(Agere FW3226-100) |
SATA RAID | - |
BIOS保護機能 | DieHard BIOS Lite |
バックパネルI/O | PS/2×2、パラレル、シリアル×2、USB 2.0×4、LAN、ライン入力、ライン出力、マイク、センター/バス出力、サイド出力、リア出力 |
ボードサイズ | 210(W)×305(D)mm |