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最新ファンレスミッドレンジカードのパフォーマンス検証

最新ファンレスミッドレンジカードのパフォーマンス検証

2005年05月25日 01時24分更新

文● 鈴木 雅暢

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テスト環境

CPU
Pentium 4 560
メモリ
PC2-4300 DIMM 512MB×2
マザーボード
ASUSTeK P5GD2 Premium(Intel 915P)
HDD
Barracuda 7200.7
OS
Windows XP Professional(SP2)
ドライバ
ForceWare 71.50/Catalyst5.1

 GeForce 6600GTとRADEON X700PROでは前者のほうが格上なので、全体的には6600GTのほうの性能が上。テストによってはX800を超えるものもあり、コストパフォーマンスは高い印象だ。発熱も6600GTのほうが若干大きい印象で、周囲環境が悪い状況では画面が乱れることもあった。計測ポイントの関係もあり温度の判断は難しいが、ほぼ無風、室温24℃という環境でベンチマーク中のヒートシンク温度のMAXはX700PROが65℃弱、GeForce6600GTが70℃弱といったところ。どちらにしても、少しでもいいから空気の流れを作るようケース内の環境には配慮したい。

●AquaMark3

AquaMark3
実際のゲームに利用されているkrass Engineを利用したDirectX9対応ベンチマークテスト。ほぼGPUのスペックどおりの結果が出ているといえる。

●3DMark05 Build110

3DMark05 Build110
GV-NX66T128VPの成績が優秀で、PowerColor X800と互角以上の成績。XIAiX700PROにはデフォルトで26%、高画質設定で23%の差をつけている。

●3DMark03 Build350

3DMark03 Build350
こちらもGV-NX66T128VPのコストパフォーマンスの良さが目立つ結果。XIAiX700PROにはデフォルトで19%、高画質設定では2種類とも30%の差をつけている。

●FinalFantasy XI Vanadiel Bench3(HIGH)

FinalFantasy XI Vanadiel Bench3(HIGH)
全体としてATI製のGPUが好結果を残す傾向があり、RADEON X700PROがGeForce 6600GTを上回っている。いずれにしろ文句なく快適に動作できるレベル。

●DOOM3

DOOM3
NVIDIAのGPUに最適化されているゲームなので、GeForce 6600GTのスコアが強い。さすがにX800XTの域まではいかないが、X800よりも好成績となっている。

●消費電力

消費電力
0.11μm/low-kプロセスの3枚はあまり差がなく、3D描画時にパイプ数やメモリバス幅で少し差が出る程度。0.13μm/low-kのX800XTは頭1つ高い。

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