Albatronから“nForce4 SLI”搭載マザーボード「K8SLI」が登場した。従来の“nForce4 SLI”マザーと異なり、拡張スロット間にSLIセレクターカードが搭載されておらず、Windows上でSLIモードの切り替えが可能だ。
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Windows上でSLIモードの切り替えが可能な“nForce4 SLI”搭載マザー「K8SLI」 |
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拡張スロット部。従来の“nForce4 SLI”マザーと異なり拡張スロット間にSLIセレクターカードは搭載しない |
SLI対応のマザーといえば、発売されている各社のどのモデルも2本のPCI Express x16スロットの間にSLI/シングルモードの切り替えを行なうセレクターカードを搭載している。このカードの差し替えによって、PCI Express x16スロットの動作をx16あるいはx8に変更して使用するのだが、今回発売された「K8SLI」はそのセレクターカードは搭載されていない。マニュアルによるとWindows上でSLIモードの切り替えが可能となっており、モード切り替えのためにケースを開けてカードを差し替える必要がなくなる。
同様のコンセプトを採用した“nForce4 SLI”マザーとしては、BIOS上でSLIのモードの切り替えが可能なASUSTeK製「A8N-SLI Premium」が発表されているが、こちらは未発売となっている。
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マニュアルによると、Windows上でSLIモードの切り替えることができるとしている | | こちらはASUSTeK「A8N-SLI Deluxe」。BIOS上でSLI/シングルモードが切り替え可能な「A8N-SLI Premium」が発売間近となっている |
主な仕様は、拡張スロットがPCI Express x16×2、PCI Express x4×2、PCI×2、DDR DIMM×4という構成で、オンボードインターフェイスには6チャンネルサウンド、ギガビットイーサネット、Serial ATA II(RAID 0/1/0+1)を4ポート搭載。また、ATXフォームファクタの製品ながら293×193mmと従来のATXサイズマザーよりも小ぶりなのも特徴。なおパッケージには、同社が“ABS”(Albatron BIOS Security)と呼ぶカードによりBIOSをバックアップする機能があるとしているが、このABSカードの付属は確認できなかった。価格は高速電脳とT-ZONE.PC DIY SHOPで1万8980円となっている。
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同社が“ABS”(Albatron BIOS Security)と呼ぶカードによりBIOSをバックアップする機能があるとしているが、このABSカードの付属は確認できなかった | | パッケージは今までのものとはうって変わって迷彩色を採用している |
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