このページの本文へ

OS上でSLIの切り替えが可能な“nForce4 SLI”マザー「K8SLI」がAlbatronから!

2005年04月14日 18時32分更新

文● 増田

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Albatronから“nForce4 SLI”搭載マザーボード「K8SLI」が登場した。従来の“nForce4 SLI”マザーと異なり、拡張スロット間にSLIセレクターカードが搭載されておらず、Windows上でSLIモードの切り替えが可能だ。

「K8SLI」
Windows上でSLIモードの切り替えが可能な“nForce4 SLI”搭載マザー「K8SLI」
拡張スロット
拡張スロット部。従来の“nForce4 SLI”マザーと異なり拡張スロット間にSLIセレクターカードは搭載しない

 SLI対応のマザーといえば、発売されている各社のどのモデルも2本のPCI Express x16スロットの間にSLI/シングルモードの切り替えを行なうセレクターカードを搭載している。このカードの差し替えによって、PCI Express x16スロットの動作をx16あるいはx8に変更して使用するのだが、今回発売された「K8SLI」はそのセレクターカードは搭載されていない。マニュアルによるとWindows上でSLIモードの切り替えが可能となっており、モード切り替えのためにケースを開けてカードを差し替える必要がなくなる。
 同様のコンセプトを採用した“nForce4 SLI”マザーとしては、BIOS上でSLIのモードの切り替えが可能なASUSTeK製「A8N-SLI Premium」が発表されているが、こちらは未発売となっている。

マニュアル A8N-SLI Deluxe
マニュアルによると、Windows上でSLIモードの切り替えることができるとしているこちらはASUSTeK「A8N-SLI Deluxe」。BIOS上でSLI/シングルモードが切り替え可能な「A8N-SLI Premium」が発売間近となっている

 主な仕様は、拡張スロットがPCI Express x16×2、PCI Express x4×2、PCI×2、DDR DIMM×4という構成で、オンボードインターフェイスには6チャンネルサウンド、ギガビットイーサネット、Serial ATA II(RAID 0/1/0+1)を4ポート搭載。また、ATXフォームファクタの製品ながら293×193mmと従来のATXサイズマザーよりも小ぶりなのも特徴。なおパッケージには、同社が“ABS”(Albatron BIOS Security)と呼ぶカードによりBIOSをバックアップする機能があるとしているが、このABSカードの付属は確認できなかった。価格は高速電脳とT-ZONE.PC DIY SHOPで1万8980円となっている。

ABS パッケージ
同社が“ABS”(Albatron BIOS Security)と呼ぶカードによりBIOSをバックアップする機能があるとしているが、このABSカードの付属は確認できなかったパッケージは今までのものとはうって変わって迷彩色を採用している
【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ