ATI“ALL-IN-WONDER”シリーズの最新にして最強モデル、「ALL-IN-WONDER X800XT」が登場した。昨年11月に登場した「ALL-IN-WONDER X600Pro」のさらに上位となるモデルだが、PCI Express対応だった「ALL-IN-WONDER X600Pro」に対し、こちらは従来通りのAGP対応となっている。
当代最強の“ALL-IN-WONDER”、「ALL-IN-WONDER X800XT」 |
GPUに強力な“RADEON X800XT”を搭載するため、カード面積の大半はクーラーが占めており、TVチューナは「ALL-IN-WONDER X600Pro」と同型の極めてコンパクトなものを採用。また、コネクタを含むブラケット部、TVチューナ、クーラーのヒートシンクは金色で統一されており、最上位モデルらしい豪華な外観となっている。
ATIのウェブサイトによると、コア/メモリクロックは500MHz/500MHz。VRAMとして256MBのGDDR3 SDRAMを搭載。インターフェイスはDVI、D-Sub15ピンに加え、アンテナ入力とビデオ入出力を1つにまとめたVIVOケーブルを接続するための専用インターフェイス。VIVOケーブルのビデオ入出力コネクタの先には、さらにコンポジット/S-Video端子を備えた入出力ボックス(入力用×1、出力用×1が同梱)が接続でき、HDTV出力ボックスも付属する。価格はクレバリー1号店で5万7718円、TSUKUMO eX.で6万980円。
ブラケット部、TVチューナ、クーラーのヒートシンクは金色で統一 | コンポジット/S-Video端子を備えた入出力ボックス、HDTV出力ボックス、そしてリモコンが付属する |