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初のBTX対応キューブ型ベアボーンPC「SB86i」が販売開始!

2005年01月27日 21時31分更新

文● 水野

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 キューブ型ベアボーンPCとしては初となる、BTXフォームファクタ採用製品「SB86i」がShuttleから登場した。本日販売が確認されたのは1店舗のみだが、明日28日より多数のショップで販売が始まる見込み。

「SB86i」
初のBTXキューブ型ベアボーンPC、Shuttle製「SB86i」。本日より販売が始まっている

 前面サイドからCPUクーラーで吸気し、電源ユニットのファンで後方に排気するというエアフロー構造を採用。スチール製フレームを採用した本体のサイズは195(H)×240(W)×375(D)mmとなっており、従来の同社製キューブ型ベアボーンと比べるとひと回り大型になっている。その代わり、3.5インチシャドウベイはキューブ型ベアボーンPCとしては多目の3つを確保しており、そのうちフレーム上部に設置される2つには防振用のゴムが装着されている。なお、マザーボードにはFDDインターフェイスが用意されているものの、3.5インチオープンベイはなし。

でかい ベイ
同社製の従来製品との比較。サイズがひと回り大きくなっているフレームはスチール製。3.5インチシャドウベイは計3つ
内部 ここから吸気
内部。前面からCPUクーラーで吸気し、電源のファンで排気するというレイアウトだフロントパネル自体には開口部がなく、両サイドのスリットから吸気する

 マザーボードはもちろんBTXフォームファクタを採用した同社製「FB86」。チップセットは“i915G”で、拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI×1、PC3200(DDR400)DDR SDRAM対応のDIMMスロットが2。チップセット内蔵のグラフィック機能、8チャンネルサウンド、ギガビットイーサネット、IEEE1394、4ポートのSerial ATA RAIDがオンボード。バックパネル部のインターフェイスはキーボード/マウス、D-Sub15ピン、シリアル、IEEE1394、USB 2.0×2、ギガビットイーサ、オーディオ出力、S/PDIF出力(コアキシャル/オプティカル)、S/PDIF入力(オプティカルのみ)。加えて、マザーボードのCMOSをクリアするボタンも設けられている。
 価格はクレバリー1号店で3万7768円。このほかT-ZONE.PC DIY SHOP(予価3万86480円)、フェイス(予価3万7870円)、USER'S SIDE本店、アーク(価格未定)が明日28日(金)からの販売を予定している。

背面 CMOSクリアスイッチ
背面。まさしく穴だらけといった状態で、通気性は良さそうだバックパネルにはCMOSクリアスイッチがある
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