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イーディーコントライブ、情報漏洩を防止しながら社内情報を自宅で編集可能なUSBメディア『Safety Disclosure USB』を発売

2005年01月14日 21時59分更新

文● 編集部

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イーディーコントライブ(株)は14日、社内情報の漏洩を防止しながら、自宅などで編集作業を行なえるようにするUSBメディア『Safety Disclosure USB』の販売を2月に開始すると発表した。(株)デジパブ・ジャパンと共同開発したもので、価格は1万5000円前後の予定。

『Safety Disclosure USB』は、従来の管理者権限でのみ設定できるUSBストレージのデータ保護システムと異なり、『Safety Disclosure USB』では管理者権限を持たないユーザーでも利用できることから、管理上のセキュリティーレベルを落とさないのが特徴。USBメディア内には“管理ツールソフト”“管理ツールコピーソフト”“編集・閲覧専用ソフト”などのソフトが収録されており、各ソフトにはパスワードを設定できる。

最初に、管理ツールソフトを、管理ツールコピーソフトを使用して、USBメディアを管理したいパソコンのHDDにコピーした後、USBメディア内の編集・閲覧専用ソフトを起動し、USBメディアにデータをインポートする(データは暗号化されてUSBメディアに保存される)。

USBメディアにインポートされたデータは、USBメディア内の編集用アプリケーションで編集できるが、編集用アプリケーションから外部へのコピー&ペーストは行なえないようになっており(アプリケーション内でのコピー&ペーストや外部からのペーストは可能)、編集用アプリケーションが起動している間はスクリーンショットも制御される。

編集後のデータは、USBメディア内に暗号化されて保存され、印刷も行なえないが、USBメディアを管理したいパソコンに最初にコピーした管理ツールソフトだけが編集後のデータを復元できるようになっている。また、USBメディア内のソフトはHDDなどにバックアップできるが、リストアーは元の同一のUSBメディアにしか復元できないうえ、コピーしても起動しないようにプロテクトがかけられている。

対応OSはWindows 2000/XP。編集用ソフトの対応ファイルはOffice 2000以降のExcel/Wordで、PowerPointのファイルは閲覧のみ可能。同社ではカスタマイズにも対応するとしている。

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