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キヤノン、“黒文字鮮鋭化処理”を搭載したビジネス向けインクジェットプリンター『Satera BIJ2350』など2機種を発売

2004年11月01日 20時02分更新

文● 編集部

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キヤノン(株)とキヤノン販売(株)は1日、オフィス向けのミドルレンジの製品群“Satera(サテラ)”の新製品として、新機能“黒文字鮮鋭化処理”を搭載したA3ノビ対応インクジェットプリンター『キヤノン ビジネスインクジェットプリンタ BIJ2350』(Satera BIJ2350)と、A4対応の『キヤノン ビジネスインクジェットプリンタ BIJ1350』(Satera BIJ1350)の2製品の販売を11月下旬に開始すると発表した。価格は、BIJ2350が15万8000円(税別)、BIJ1350が12万8000円(税別)。

Satera BIJ2350 Satera BIJ1350
Satera BIJ2350Satera BIJ1350

5月に発表したSatera BIJ1300とBIJ2300の機能強化モデル。独自の新機能“黒文字鮮鋭化処理”を搭載し、顔料ブラックインクを採用したのが特徴。これにより普通紙に対する黒文字のプリントを従来よりくっきりと行なえるようになったという。ページ記述言語にはレーザープリンターで採用している“LIPS IV”を新たに搭載しており、ページごとに原稿内容を分析し、最適な印刷モードに自動的に切り替える“オートパス切り替え機能”も搭載している。また、ユーザーインターフェースについても同社のほかの製品と共通化を図ったとしている。

従来機種から搭載している、ブラックとカラーの境界線で発生しやすいにじみを防止する“リアクティブインク方式”や、カラー印刷時に文字/写真/図形の色合いを変えて読みやすくなるように自動調節する“オブジェクト別最適画像処理”なども引き続き採用されている。ブラック(640本)とカラー(C/M/Y各1280本)のノズルを高密度集積した1インチ幅のパーマネントヘッドを搭載し、最大解像度は2400dpi×1200dpi。印字中に次の用紙を休止かセットから引き出して待機させる“プレフィードシステム”を搭載することで印刷を高速化しており、印刷速度はA4モノクロ/カラーが毎分約12枚(LIPS時は約8枚)。給紙は標準カセットが250枚、フィーダーが100枚の計350枚。オプションのペーパーフィードユニットを搭載すればBIJ2350で最大600枚、BIJ1350で最大1350枚の給紙が可能。

インターフェースはUSB 2.0(Hi-Speed)、10/100BASE-TX。対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XP、Windows Server 2003、Mac OS 8.6~、~Mac OS X 10.3(MacintoshはGAROドライバーのみ)。電源はAC100Vで、消費電力は平均55W(待機時25W以下、スリープ時6W以下)。本体サイズは、BIJ2350が幅601×奥行き662×高さ269mmで重量は約18kg、BIJ1350が幅488×奥行き504×高さ269mmで重量は約14kg。

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