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日本HP、毎分52枚の印刷が可能なA4モノクロレーザープリンター『HP LaserJet 4350n』など企業向け6製品を発表

2004年10月07日 00時00分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は7日、企業向けレーザープリンター“HP LaserJet(エイチピー レーザージェット)”の新製品として、A4モノクロ対応の『HP LaserJet 4250』『HP LaserJet 4250n』『HP LaserJet 4350n』、A3カラー対応の『HP Color LaserJet 5550』『HP Color LaserJet 5550dn』、A3モノクロ対応の『HP LaserJet 9050n』の6製品の販売を10月中旬に開始すると発表した。

価格は、『HP LaserJet 4250』が18万6900円、『HP LaserJet 4250n』が20万7900円、『HP LaserJet 4350n』が26万400円、『HP Color LaserJet 5550』が38万6400円、『HP Color LaserJet 5550dn』が41万7900円、『HP LaserJet 9050n』が52万2900円。販売代理店、直販サイト“HP Directplusオンラインストア”、HP Directplusコールセンター(TEL.03-5304-6777)で販売する。なお、直販を行なうのは、4250n、4350n、5550dnの3機種。

HP LaserJet 4250/4250n/4350n
HP LaserJet 4250/4250n/4350n

『HP LaserJet 4250』は、A4用紙を毎分43枚プリントできるモノクロレーザープリンター。オフィスでの印刷量が多いA4サイズ専用として耐久性を高め、月間20万枚の印刷を行なえるようにしたほか、A4用紙で最大2万枚の印刷が行なえる大容量トナーを採用し、印刷コストを1枚あたり1.29円(同社試算)に抑えたのが特徴。用紙トレイは、100枚セットできるトレイ1と500枚をセットできるトレイ2が標準装備され、最大1500枚または500枚のトレイ3~5がオプションで追加できる。最大給紙容量は3100枚で、排紙容量は標準でフェースダウンが最大250枚、フェースアップが最大50枚。オプションのスタッカー/ステイプルスタッカーは最大500枚。解像度は1200dpi。コマンド体系はPCL6/5e、欧文PostScript 3エミュレーション。インターフェースはIEEE 1284(ECP/パラレル)、USB 2.0、拡張I/Oスロット(EIOスロット)×2を装備する。本体サイズは幅412×奥行き439×高さ366mm、重量は約20kg。消費電力は680W(スタンバイ時20W、節電モード時18W以下)。対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XP、Mac OS 9.0以降、Mac OS X 10.1以降。『HP LaserJet 4250n』は、ネットワークインターフェース(10/100BASE-TX)を追加したモデル。両面印刷ユニットをオプションで用意する。

『HP LaserJet 4350n』は、クラス最速という毎分52枚の印刷が可能で、耐久性を月間25万枚とした上位モデル。消費電力は800Wとなる。それ以外の基本的な仕様は『HP LaserJet 4250n』と同じ。

HP Color LaserJet 5550/5550dn
HP Color LaserJet 5550/5550dn

『HP Color LaserJet 5550』は、標準で600枚、最大2100枚の給紙が可能なA3カラーレーザープリンター。カラー/モノクロともA4で毎分28枚の印刷を行なえるのが特徴。給紙は100枚セットできるトレイ1と500枚セットできるトレイ2を標準装備し、最大500枚セットできるトレイ3~5をオプションで追加できる。排紙はフェースダウンで最大250枚。解像度は3600dpi相当。節電モードから最短16秒で印刷を開始できる“短時間ウォームアップ機能”を搭載し、交換しやすい“トナー・ドラム一体型プリントカートリッジ”を採用するなど使いやすくしたという。コマンド体系はPCL6/5e、欧文PostScript 3エミュレーション。インターフェースはIEEE 1284(ECP/パラレル)、USB 1.1、EIOスロット×3を装備する。本体サイズは幅577×奥行き704×高さ640mm、重量は約60kg。消費電力は630W(スタンバイ時93W以下、節電モード時24W以下)対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XP、Mac OS 9.0(英語/日本語)以降。耐久性は月間12万枚。

『HP Color LaserJet 5550dn』は、両面印刷に対応し、ネットワーク接続も可能なモデル。EIOスロットに10/100BASE-TXインターフェースが装備されるため、EIOスロットの空きは2個となる。

HP LaserJet 9050n
HP LaserJet 9050n

『HP LaserJet 9050n』は、動作周波数が533MHzのRISCプロセッサーと128MB(最大512MB)のメモリーを搭載し、A4で毎分50枚の印刷が行なえるA3モノクロレーザープリンター。3万枚の印刷が可能な大容量トナーカートリッジの採用や、3000枚の給紙と連続排紙に対応できるのが特徴。100枚セットできるトレイ1、500枚セットできるトレイ2~3を標準装備し、オプションのトレイ4には最大2000枚をセットできる。排紙はフェースダウンが最大500枚、フェースアップが最大100枚で、3000枚まで対応したスタッカー/ステイプルスタッカーがオプションで用意される。解像度は1200dpi相当。コマンド体系はPCL6/5e、欧文PostScript 3エミュレーション。インターフェースはIEEE 1284(ECP)、10/100BASE-TX、EIOスロット×2。本体サイズは幅748×奥行き633×高さ600mm、重量は約69kg。消費電力は1000W(スタンバイ時205W、節電モード時36W)。対応OSはWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XP、Mac OS 9.0(英語/日本語)以降。耐久性は月間30万枚。両面印刷はオプションで対応可能。

各製品とも、1年間の保証(出張修理)が付属する。

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