South Bridgeに“6300ESB(Hance Rapids)”を採用する、Pentium M対応マザーボードが登場した。「FB8M」というリコー製のMicro ATXマザーボードだ。
リコー製のPentium M対応マザーボード「FB8M」 | 基板にもしっかりと“RICOH”の文字が確認できる |
この製品の特徴は、“6300ESB(Hance Rapids)”を採用したことで、64bit/66MHz PCI-Xスロットをサポートするところ。拡張スロットには、ほかにAGPスロットも用意されており、全体の構成はAGP、PCI-X、PCI×2、DDR DIMM×2(PC2700/2GBまで)というものになる。そのほか、North Bridgeには“i855GME”を搭載。オンボードインターフェイスにはチップセット統合のVGAやサウンド、Serial ATA、10/100Base-Tイーサネットを装備している。
South Bridgeに“6300ESB(Hance Rapids)”を採用する | PCI-XスロットのほかにAGPスロットも装備 | |
CPUにアルミ製ヒートシンクのみを装着したファンレス仕様(電源はファン付き)で動作。見ずらいが、透明のプラスチック製ダクトを装備している | 背面のブラケット部。チップセット統合のVGAやサウンド、10/100Base-Tイーサネットを装備 |
現在、デモ中のドスパラ秋葉原2号店 Prime館では、CPUにアルミ製ヒートシンクのみを装着したファンレス仕様(電源はファン付き)で動作している。ただ、残念ながらマザー単体での販売予定はなく、CPUやHDD、ドライブなどをあらかじめ搭載したショップブランドPCとしての販売となる予定だ。採用するCPUのモデルなど仕様についての詳細は決まっていないが、価格は約10万円になるとのこと。発売は10月を予定している。
採用ケースはスリムタワータイプとなるようだ | 採用するCPUのモデルなど仕様についての詳細は決まっていないが、価格は約10万円になるとのこと。発売は10月を予定している |