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前面まるごと上にオープン!BIOSTAR製新型キューブ型ベアボーンPCが近日発売

2004年09月24日 23時48分更新

文● 水野

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 BIOSTARのキューブ型ベアボーンPC「iDEQ 300G」のサンプルがフェイスに入荷した。発売日、価格ともに未定とのことだが、フェイスによれば近日中に販売がはじまる予定という。

「iDEQ 300G」
BIOSTARのキューブ型ベアボーンPC「iDEQ 300G」

 チップセットには“i915G”を採用し、LGA775に対応。まだBIOSTARのウェブサイトにも掲載されていない製品のため詳細は不明だが、OSを起動することなくラジオや音楽ファイルが聴けるオーディオコンポ機能を搭載するという。
 マザーボード最前方、フロントパネルの直後にCPUソケットが位置しており、前面に取り付けられたファンでヒートシンクを冷却し、さらにダクトで後方に導いてチップセットのヒートシンクに風をあて、背面のブロアーファンで排出するというエアフロー構造で、風が前面から入って背面から抜けるようになっている。拡張スロットはPCI Express×16×1、PCI×1、DIMM×2で、電源容量は250W。ドライブベイは5インチ×1、3.5インチシャドウベイ×2で、前面にはカードリーダ/ライタも搭載されている。

内部 電源容量は250W
内部。風が前面から入って背面から抜けるというエアフロー構造だ電源容量は250W

 また、ケースの構造も非常にユニーク。フロントパネルを含む前面~上部と、マザーボードが固定される底面~背面に大きく2分割されており、電源前方のちょうつがいでつながっているというもの。フロントパネルとドライブベイを大きく上にはね上げ、マザーボードに直接アクセスできるようになっているのだ。フレームの強度という点からは若干不利になると思われるが、キューブ型の域を超えた整備製の良さは大きな美点といえよう。

がばっと開きます
このように、フロントパネルとドライブベイを大きく上にはね上げ、マザーボードに直接アクセスできるようになっている
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