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NSジャパン、パソコンのセキュリティー機能を強化する“SafeKeeper Trusted I/Oデバイス”を発表

2004年09月17日 00時00分更新

文● 編集部

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ナショナル セミコンダクター ジャパン(株)は17日、デスクトップ/ノートパソコン向けの新製品として、セキュリティー機能を搭載したI/Oチップ“SafeKeeper Trusted I/Oデバイス”の出荷を開始したと発表した。

“SafeKeeper Trusted I/Oデバイス”
“SafeKeeper Trusted I/Oデバイス”

“SafeKeeper Trusted I/Oデバイス”は、業界標準の“Trusted Computing Group”(TCG)のセキュリティー機能を実装し、パスワード/デジタル証明書/暗号鍵情報を保存するマイクロコントローラー“Trusted Platform Module”(TPM)を、I/Oコントローラー“Super I/O”に統合したのが特徴。

ラインアップは、組み込み向け16bit“CompactRISC”コア技術をベースにした『PC8374TデスクトップTrusted I/Oデバイス』(PC8374T)と『PC8392TノートブックTrusted I/Oデバイス』(PC8392T)の2製品。現行のSuperI/O製品とピン互換/ソフトウェア互換となっている。

『PC8374TデスクトップTrusted I/Oデバイス』は128ピンのPQFPパッケージを採用し、価格は1000個ロット時の単価が5ドル(約550円)で出荷開始済み。『PC8392TノートブックTrusted I/Oデバイス』の単価は7ドル(約770円)で、第4四半期に出荷開始の予定。

なお、同製品は、米IBM社が、デスクトップパソコン“ThinkCentre”に採用を決定しているという。

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