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インターコム、独自データ圧縮方式を採用したMPEG-2トランスコードエンジンを発表

2004年07月05日 16時02分更新

文● 編集部

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(株)インターコムは5日、独自のデータ圧縮技術“ダイナミック指数演算方式” を採用したソフトウェアによるMPEG-2トランスコードエンジン“MPEG2 トランスコーディング エンジン”を開発したと発表した。

“MPEG2 トランスコーディング エンジン”は、同社が4月に発表したDVD-Video向けのトランスコードエンジン“DVD ビデオ トランスコーディング エンジン”で採用した独自データ圧縮技術“ダイナミック指数演算方式”を採用したのが特徴。同方式では、ブロックデータの出現と圧縮パターンに対して、独自のデータパターンテーブルを利用することで変換処理の効率を高めたとしており、同社のテストにおいて、60分(4.3GB)のMPEG-2データの変換(変換率50%)を12分26秒で行なえたという(Pentium 4-3GHz、512MBのメモリー、Windows XP Professionalによる同社測定値)。同一環境でMPEG-2エンコードソフトを利用した場合には1時間39分12秒かかり、約8倍の高速化が図られているとしている。

同社では開発したエンジンをパッケージ化し、テレビ機能搭載パソコン向けの新機能としてパソコンメーカーなどへのOEM供給を図るとともに、同社製のDVDユーティリティーソフトにも収録する予定としている。

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