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BTX仕様での展示も!クーラーマスター製PCケース「CM Stacker STC-T01」販売開始! 

2004年06月11日 23時38分更新

文● 増田

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BTX仕様 展示
BTX仕様のクーラーマスター製PCケース「CM Stacker STC-T01」高速電脳ではBTX仕様で展示されている
ATX時の背面 BTX時の背面
こちらはATX時の背面の様子こちらはBTX時の背面の様子。ブラケット部が左右入れ替わっているのがお分かりだろう
ATX仕様 インターフェイス部分のサイズ
通常のATX仕様の全景マザーのインターフェイス部分のサイズはATXとBTXで異なるため、ATX環境下では付属のパネルを取り付けて使用する
マニュアル 内部
付属のマニュアルには、BTX変更の手順が記載されているBTX時の内部の様子
クロスフローファン 全体を冷やす
別売りのクロスフローファンマザー全体を冷やす役目となる

 次世代フォームファクタ“BTX”規格への対応をうたうクーラーマスター製PCケース「CM Stacker STC-T01」が、今日から販売されている。従来通りのATXやExtend ATXにも対応しているとあって、好調な売れ行きとなっているようだ。

 “BTX”規格やケース本体の仕様については、以前紹介した記事に詳しいので、参照していただきたい。今回は、販売店のひとつでクーラーマスターの国内正規代理店でもある高速電脳で展示されていたケースについて少し触れておくことにする。
 現在、同店で展示されている「CM Stacker STC-T01」は、BTX仕様となっている。写真のように、従来のATXケースとは反対側にマザーボードをマウントするようになっているのがお分かりだろう。これはBTX規格を採用したマザーボードのレイアウトが現在のATXとは大きく異なるため。インテルが提唱する“効率的な冷却機構”というコンセプトのもと、CPUや拡張スロットのレイアウトが丁度ATXマザーと比べて反転するような形になる。現在あるATXマザーを、鏡にでも映してみると大まかな印象が掴めるかもしれない。結果、PCケース内部のマザーも従来とは反対側の正面から向かって左にマウントすることとなる。

 実際にケースを購入した際には、もちろんATX仕様。付属のマニュアルには、BTX変更の手順が記載されていおり、今後BTX規格のマザーを装着する時にはユーザー自らケースの仕様を変更する必要がある。簡単に説明すると、マザーをマウントする側板を左右入れ替える。その際、背面のブラケット部(マザーのインターフェイス部分と拡張スロット)も一度外して逆向き(マザー側)に付け直すことになる。
 本日発売を確認したのは以下のショップ。ATXケースとしての出来も良く、全体的に安価な印象もあり人気となりそうだ。


価格 ショップ
クーラーマスター
「CM Stacker STC-T01」
\24,300 OVERTOP
\24,800 高速電脳
CUSTOM
\24,980 TSUKUMO eX.
\25,200 T-ZONE.PC DIY SHOP
\26,040 ZOA 秋葉原本店
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