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NTTネオメイトとマイクロアイ、医院やクリニックの行列待ちを解消する“AQStage AP iTicketSta.”の販売を開始

2004年06月07日 23時42分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ ネオメイトと(株)マイクロアイは7日、ITを利用した新商品やサービスの企画/開発/サービス展開において協業すると発表した。同日付けで基本協定を締結し、協業の第1弾として、医院やクリニックなどの行列待ちを解消するためのトータルソリューションサービス“AQStageAP iTicketSta.(アイチケットステーション)”の販売を同時に開始する。

今回の協業は、NTTネオメイトグループのサポート体制(24時間365日)やサービス拠点(西日本400ヵ所)、ネットワーク技術力などと、マイクロアイのインターネット利用の遠隔監視/制御分野の技術力、パッケージソフトの企画開発、システム開発、サーバーホスティングなどの業務を合わせることで、ブロードバンド・ユビキタス時代向けの新商品や新サービスの企画/開発/サービス展開を図り、企画から導入後のサービスサポートまでをオールインワンで提供するのが目的。

システムイメージ
“AQStageAP iTicketSta.”のシステムイメージ

“AQStageAP iTicketSta.”は、銀行などで利用されている整理番号の発券機と呼び出し表示装置を、パソコンと小型専用プリンターで行なえるようにする先着順受け付けシステムのサービス。ブロードバンド回線と、マイクロアイの受け付け番号発券ソフト『iTicketSta.』、および窓口呼び出し表示情報をパソコン/携帯電話機/Lモード端末に対応させるASPサービス“iTicketTown.”を利用することで、自宅や外出先から、診療待ち人数や待ち時間の確認、診療受け付けを行なえるようにするのが特徴。診察の受け付けがウェブサイトで行なえるほか、患者が自分の順番を携帯電話機やパソコン、Lモード端末で確認でき、順番がくる直前まで自由な場所で過ごせるという。

導入費用(販売価格)は、発券ソフト『iTicketSta. Ver.1』(Windows XP/2000対応)、専用プリンター(電源ユニット含む)、導入支援作業ロール紙(40本入り)、広報用ポスター(A3カラー印刷3枚セット)、患者様向けiTicketTown.操作説明書が49万8000円。受け付け用/呼び出し用のパソコンやディスプレーを新規購入する場合は、工事費込みで約100万円になるという。“iTicketTown.”の月額利用料は1万2500円(2契約以上の場合)で、追加1契約ごとに3500円。

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