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【caworld 2004 Vol.6】日本市場でどう勝つか?――米CA上級副社長、日本CA社長インタビュー

2004年05月29日 10時39分更新

文● 編集部 小板謙次

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[報道陣] 具体的に体制はどうなるんでしょうか?
[三ッ森氏] 一番変わるのはエンジニアのところです。もともとエンジニアはプロダクトエンジニアであって、“eTrust”のエンジニアとか“Unicenter”のエンジニアという風に、プロダクト別に分かれていました。しかし、そうなると各プロダクトのことしか分からないような人間がでてきてしまいます。もうすこし顧客単位でいろいろなものが提供できるような体制をとりたいと思ってます。CATS(CA Technolgy Service)という組織がワールドワイドであるんですが、日本でも今年の4月から動いています。プロダクト別ではない、あくまでもマネージメントソフトとしてソリューションを提供するコンセプトになります
[報道陣] プロダクト別の組織の上にCATSができるというイメージですか
[三ッ森氏] そういうことです。
[報道陣] マネージメントソフトを掲げたことでパートナービジネスに何か変化がありますか
[三ッ森氏] マネージメントソフトは非常にいろんなものが入ってつながり、統合されているというコンセプトなので、一番パートナービジネスで広げたいところです。バックアップ、セキュリティーの一部、ジョブスケジューリング、といった具合にソリューションが単発で入ってる顧客や扱っているパートナーがほとんどなので、そこの市場を広げていくための傘がマネージメントソフトウェアということになります。CAが一番強いのはマネージメント領域。ソリューションも導入してみようというクロスセリングで幅をひろげていきたいと考えています。
[報道陣] 今後セールスを拡大したいのはどの領域になりますか
[三ッ森氏] セキュリティーですね。製品的には『eTrust Access Control』『eTrust Admin、Security Command Center』『eTrust Vulnerability Manager』などを伸ばしていきたいと考えています。

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