ASUSTeK製「A8V DELUXE/WIFI-G」 | “Socket 939”。ピンは1本減っただけだが… |
現行のAthlon 64 FX用“Socket 940”の後継となる、“Socket 939”を採用したマザーボードがTSUKUMO eX.で展示中だ。製品はASUSTeK製「A8V DELUXE/WIFI-G」。
マニュアルより。Athlon 64 FXのほかAthlon 64の名が見えるが、Athlon 64もいずれ“Socket 939”に移行すると言われる | 販売は意外に早く来週の可能性もあり。価格は1万9000円程度という |
“Socket 939”の最大の特徴は、アンバッファードタイプのモジュールによるデュアルチャネルDDRをサポートするようになったこと。これまで“Socket 940”では高価なレジスタードタイプのモジュールを使用するほかはなかったが、“Socket 939”への移行によりプラットフォームの低価格化が期待される。
その“Socket 939”を採用する「A8V DELUXE/WIFI-G」は、チップセットに“K8T800 Pro”を採用。“K8T800 Pro”従来の“K8T800”に対し、HyperTransportのクロックが800MHzから1GHzに向上しているのが特徴で、組み合わされるSouth Bridgeは“VT8237”。拡張スロットはAGP×1、PCI×5、DIMM×4。Serial ATAインターフェイス2ポートがオンボードとなるほか、“WIFI”の名が示す通り、PCIカード形式の無線LANアダプタが同梱。展示を行っているTSUKUMO eX.によると、発売は来週週末予定で価格は1万9000円前後になりそう、とのこと。
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