写真1 全モデルに採用されたDVD-RWドライブ(DVD-RW書き込み 等速/DVD-R書き込み 2倍速)に加えて、RZ70PのみDVD-ROMドライブも搭載されている。 |
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PC+TV+DVDレコーダで低価格個室サイズの新液晶デスクトップ 「バイオV PCV-V10/W」レビュー。写真をクリックすると当該レビュー記事に移動します。 |
ソニーの新液晶一体型PC「バイオP」は、「室内で移動でき、邪魔なときにはしまえる」ノートPCの利点と、液晶デスクトップPCの大画面を両立させたPCだ。
下写真にもあるように、未使用時にはキーボードパネルを跳ね上げてコンパクトにでき、ちょっとした隙間があれば簡単にしまえる。上部の取っ手のおかげで運びやすいし、本体裏側には付属マウスの収納用「マウスポケット」や、ACアダプタの固定用ホルダー(取り外し可能)があるので、一式をまとめて片手で持ち運べるよう工夫がこらされている。ノートPC用のバッテリを内蔵するので、動作中に室内で移動させることもできる。ただしあくまでデスクトップPCなので、バッテリ駆動時間は30分~1時間程度。持ち歩いて使うものではない。
写真2 キーボードパネルをパネル側に畳むと、ホワイトの美しいパネルが現われる。一見するとパソコンには見えないデザインはよい。 |
液晶パネルは17型ワイド液晶を搭載し、バイオWよりも広々。流行のツルツル液晶で、TVやDVDもきれいに再生できる。TV表示/録画機能も標準で備える。
搭載CPUはMobile Celeron-1.06GHzなので、今時のPCとしては少々低スペックなのは残念だ。内蔵する光ドライブもDVD/CD-RWコンボドライブで、DVD作成はできない。また「室内で移動できる」をコンセプトとしているわりには、付属マウスが有線のUSB接続だったり、ワイヤレスLAN機能もないのはもったいない。ワイヤレス主体でケーブルはACアダプタとTVだけくらい徹底すれば、よりコンセプトに合った製品になるのではないだろうか。
ワイド液晶搭載PCとしては価格が安いのは魅力的だ。
写真3 インターフェイスは背面に集中。その下側にはノートPC用バッテリを搭載。長時間駆動は無理だが、持ち運び時くらいは電源オフの必要がない。 |
PCV-P101の主なスペック | |
製品名 | PCV-P101 |
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CPU | Mobile Celeron-1.06GHz |
チップセット | Intel 830ファミリー |
メモリ(最大) | 256MB(最大512MB) |
グラフィックス | チップセット内蔵 |
HDD | 40GB |
光メディアドライブ | CD-R/RW&DVD-ROM(CD-R24倍速/CD-RW10倍速/CD24倍速/DVD8倍速) |
スロット | PCカード(TypeII×2/TypeIII×1、CardBus対応)、メモリースティック(PRO対応)×1 |
通信 | 10/100BASE-TX、56kbpsモデム |
I/O | USB 2.0×4、IEEE 1394×1、ビデオ入力(S-VIDEO×1、コンポジット×1)、オーディオ入出力 |
サイズ(W×D×H) | 476×184×389mm(直立時) 476×369×376mm(最大傾斜時) |
重量 | 約7.5kg(バッテリ非装着時) 約7.8kg(バッテリ装着時) |
OS | Windows XP Home Edition |