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ソニー、“Do VAIO”を具現化するデスクトップパソコン夏モデルを発表

2004年05月10日 16時00分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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HXシリーズから正常進化したスリムデスクトップ

Do VAIO:PC.“type HX”『PCV-HX81B9』
Do VAIO:PC.“type HX”『PCV-HX81B9』。新たに19インチ液晶ディスプレー付属モデルが追加された

“type HX”は、名前からもわかるように“バイオHX”の後継モデルで、筐体色をほかのDo VAIO:PC.と同様に黒とシルバーの2トーンに変更したほか、CPUの高速化などスペックアップなどが行なわれた。

具体的な機能強化内容は、上位2機種(PCV-HX81B9/HX71B7)で2台目のHDD内蔵用ベイを追加、SDメモリーカードスロットを内蔵(全機種)、最上位機種に19インチ液晶ディスプレー付属モデル(PCV-HX81B9)を用意、など。2台目のHDD内蔵用ベイは基板の縮小化などによって実現したもの。

主なスペックは、CPUが上位3機種(PCV-HX81B9/HX71B7/HX61B7)にHTテクノロジ対応Pentium 4-3EGHz、下位2機種(PCV-HX51B7/HX51B5)にはCeleron-2.70GHz、チップセットは上位2機種がIntel 848P、下位3機種がIntel 865GVを採用。グラフィックスアクセラレーターは上位2機種がGeForce FX 5200(64MB)搭載カードをAGPスロットに装備、下位3機種はチップセット内蔵機能を利用する。メインメモリーは上位3機種がPC3200対応(DDR400)のDDR SDRAM512MB、下位2機種はPC3200対応DDR SDRAM256MBを搭載(いずれも最大1GBまで増設可能)。

HDDは最上位機種が約250GB、上位機種(PCV-HX71B7)が約200GB。下位3機種は約160GB(いずれも毎分7200回転の高速タイプ)。光ドライブは全機種共通でDVD±RWドライブを搭載。書き込み速度はDVD+RW最大4倍速/DVD+R最大8倍速/DVD-R最大8倍速/DVD-RW最大4倍速/CD-R最大24倍速/CD-RW最大16倍速に対応する。

通信機能は10/100/1000BASE-T準拠(上位2機種)または10/100BASE-TX準拠のEthernetと、V.90準拠の56kbpsファクスモデムを搭載。インターフェースは、USB 2.0×7/IEEE 1394×2/PS/2×2/オーディオ入出力/ビデオ入力などを備える。主な付属品はPS/2キーボード/PS/2光学式マウス/VAIO用マルチリモコン『RM-VC10』/アンテナケーブルなど。拡張スロットは上位2機種がAGP×1(空きなし)、下位はAGPスロットを持たず、そのほかPCカード(TypeII×1、CardBus対応)/メモリースティック(PRO対応、メモリースティックDuo対応)×1/CF TypeII×1/xDピクチャーカード×1/SDメモリーカード(MMC対応)×1を搭載する。

プレインストールOSはWindows XP Home Edition SP1a。プレインストールアプリケーションはMicrosoft Office Personal Edition 2003、Do VAIO Ver.1.0、DVgate Plus Ver.1.2、VAIO Media Ver.3.0、Click to DVD Ver.2.0など。

本体サイズと重量は、幅約100×奥行き378×高さ355mm/約8.8kg(上位2機種)、約9.0kg(下位3機種)。消費電力は上位2機種が平均約90.9W/最大約218W/スタンバイ時約2W、中位機種(PCV-HX61B7)は平均約89.3W/最大約218W/スタンバイ時約1.7W、下位2機種は平均約55.8W/最大約172W/スタンバイ時約1.7W。



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