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“IEEE802.11a”“IEEE802.11b/g”全対応の無線LANルータがバッファローから!

2004年04月17日 23時09分更新

文● 水野

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「WHR3-AG54/P」
IEEE802.11a/b/g全対応の「WHR3-AG54/P」

 現在一般に用いられている無線LAN規格は、“IEEE802.11a”(伝送速度54Mbps)、“IEEE802.11b”(伝送速度11Mbps)、“IEEE802.11g”(伝送速度54Mbps)の3種類。それら全てに対応するという無線LANブロードバンドルータが登場した。バッファロー製の「WHR3-AG54/P」で、無線LANルータ「WHR3-AG54」と、無線LAN PCカードの「WLI-CB-AG54」のセットという製品だ。



セットモデル 切り替え式
無線LANルータ「WHR3-AG54」と、無線LAN PCカードの「WLI-CB-AG54」のセットモデルだ“IEEE802.11b/g”(2.4GHz帯)と“IEEE802.11a”(5.4GHz)の排他利用となっている

 全対応ではあるものの、混在して使用できるのは同じ2.4GHz帯の電波を使用し互換性のある“IEEE802.11b/g”まで。5.4GHz帯を使用する“IEEE802.11a”とは排他利用になっており、どちらかに切り替える必要があるる点は注意。接続設定とセキュリティ設定をワンタッチで行なえる技術“AOSS(AirStation One-touch Secure System)”に対応しており、本体側面には“AOSS”を作動させるボタン、本体前面にはセキュリティ機能の作動状況を確認できる“AOSSランプ”を装備している。
 ブロードバンドルータとしてのスペックは、スループットはSmartBits2000による測定値で98.7Mbps、FTPによる実行値で95.6Mbps。DoS攻撃やポートスキャンなどのアタックを検知する“アタックブロック”機能、ステートフル・パケット・インスペクション(SPI)方式のファイアーウォール機能を備え、VPNパススルー(PPTP/IPsec)に対応。インターフェイスはWAN側に10Base-T/100Base-TX×1、LAN側に10Base-T/100Base-TX×4。無線LAN接続ユーティリティソフト「AirNavigator」「クライアントマネージャ Ver.2」が同梱。価格はTSUKUMO eX.で1万9800円。



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