Tyanから、“E7501+ICH5R”チップセットのデュアルXeonマザーボード「Tiger i7501R(型番:S2735G3NR-8M)」が登場した。インテルの公式発表では“E7501”に組み合わされるのは“ICH3-S”とされており、“E7501+ICH5R”という組み合わせは“インテル規格外”の扱いとなる。
とはいえ、South BridgeにSerial ATA RAIDをサポートした“ICH5R”を採用したことで機能は大幅に強化されたものとなった。デュアルXeonマザーとしては珍しくSerial ATAポート2つを装備し、拡張スロットには32bit/33MHz PCI×2のほか、64bit/133MHz PCI-X×2を搭載する。また、Intel“82546EB”チップによるギガビットイーサが2ポート、同じくIntelの“82551QM”チップによる10/100Base-TXイーサネットポートが1つと、計3ポートのイーサネット機能をそなえるのは珍しいところ。そのほか6本用意されているDIMMスロットは、Registered タイプのDDR266メモリを最大12GBまで搭載可能。ATI製“Rage XL”チップによるグラフイック機能がオンボード。販売しているのはUSER'S SIDE本店で、価格は5万190円。
なお、“インテル規格外”の扱いとなるXeonマザーとしては、先日発売された“i875P+HanceRapids”搭載のIwill「DH800」などがある。人気のため品薄傾向にあるが、今週末にかけて再び再入荷される見込みだ。
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