Diskeeper 7.0 日本語版 |
標準搭載のデフラグツールより300~500%も高速
ハードディスク上でデータの書き込みと削除を繰り返し行なうと、ディスク内でデータ配置が不連続になり、空きスペースが細分化されてしまう。細分化がさらに進むと連続した空き領域が少なくなり、「どの空きスペースにも入らない」データの場合、データを分割して保存するようになってしまう。つまり、ハードディスクのデータはコンピュータを利用するたびにどんどん断片化され、読み書きに時間がかかるようになってしまう。そこで、断片化されたデータを整理して分割状態を解消し、連続した空き領域を増やすことでパフォーマンスを向上させる作業がデフラグである。
Windows 2000/XPには、標準でデフラグツール「ディスク デフラグ」が搭載されているが、実行に時間と手間がかかってしまう。そこでお勧めしたいのが「Diskeeper 7.0 日本語版」である。Windows標準のディスク デフラグでは実行できない、細かいデフラグ作業を実行できるのが特徴だ。「National Software Testing Lab (NSTL) 」の評価では、パソコンの基本ソフトに組み込まれているビルトインタイプのデフラグツールと比べて300~500%も高速に、徹底して最適化できるとされている。
デフラグを実行するタイミングをスケジューラーで自動化できる
Windows標準のディスク デフラグでは通常のファイルしか最適化できないが、Diskeeperならページファイルなどのシステム関連ファイルまでデフラグできる。あわせて、スケジューラー機能で、デフラグを実行するタイミングを2時間から72時間ごとの間で細かく設定できるほか、「Smart Sceduling」機能により、ハードディスクのパフォーマンスを常に監視。いつでも最高のディスクパフォーマンスを維持・発揮できるように、データの細分化の状態に応じて、デフラグのスケジュールを自動的に設定・実行する機能も備えている。また、スケジューリング設定時に「スクリーンセーバーモード」を選択しておけば、スクリーンセーバーの動作時にデフラグを実行してくれるので便利だ。デフラグには、ハードディスクのパフォーマンスを最大限に引き上げたい場合の「ディスクパフォーマンス最大化モード」、高度な空きスペースの統合を実現する「空き領域改善モード」、高速なデフラグを「クイックデフラグモード」の3モードが用意され、利用者が目的に応じて選択できるようになっている。NSTLのテストによれば、Diskeeperにより、200%以上もパフォーマンスの改善が確認されたと報告されている。
ネットワーク上のコンピュータを管理しながらデフラグを実行
現在、企業で利用されているコンピュータは、そのほとんどがネットワークに接続され、スタンドアローンで利用されているものは少ないだろう。ネットワークに接続された数多くのコンピュータのパフォーマンスを最適に保つことは、業務効率を高めるという視点から重要であるが、例えばシステム管理者が、それぞれのコンピュータごとにデフラグを行うことは不可能に近い。
Diskeeperには、サーバ用の「Diskeeper 7.0 Server」と、ワークステーション用の「Diskeeper 7.0 Workstation」がラインナップされており、Diskeeper 7.0 Serverならば、ネットワーク上に存在するコンピュータを管理して、デフラグを実行させることもできる。しかも、「ネットワーク スケジューラー」を利用すると、管理しているコンピュータごとに、デフラグを実行するスケジュールを設定することも可能だ。もちろん、デフラグはバックグラウンドで実行されるために、業務で利用されているコンピュータを止める必要もない。ネットワーク全体においてデフラグを実行することで、各コンピュータのパフォーマンスを最適に保ちながら、業務全体の効率アップを図ることができるのだ。
ブートタイムデフラグの設定で、WindowsのページファイルやMFTのデフラグも可能 | スケジュール機能で、時間や曜日を指定するなど、デフラグのタイミングを設定できる | |
Diskeeper 7.0 日本語版 |
- Diskeeper 7.0 日本語版
- 企業名:相栄電器
- 製品名:Diskeeper 7.0 日本語版
- Serverバージョン:49,900円
- Workstationバージョン:8,900円
- 問い合わせ先:03-3447-7544
- http:/www.sohei.co.jp/