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ソニー、アイワブランドのAV製品12機種を発表――「アイワブランドの強化がソニーにとって最重要課題」

2004年01月14日 19時35分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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『AZ-C7』は、pavitに画像を記録するデジタルカメラで、薄い円筒の本体にグリップが付いたデザインになっている。CCDカメラは総画素数211万画素/有効画素数204万画素で、レンズ(F2.8、f=6.4mm/35mm換算で42mm、AF=40cm~∞)はデジタル4倍ズームに対応する。ISO感度はオート。最大撮影サイズはUXGA(1600×1200ドット)で、付属する32MBのpavitに同サイズの写真を最大60枚保存可能。最大10cmのマクロ撮影機能も備える。

フラッシュを搭載し、OFF/オート/強制/赤目オート/赤目強制といったモードを選択することが可能。ホワイトバランスはオートのみだが、明るさの異なる4枚の画像を撮影し、それぞれから最適な部分を取り出し、1枚の画像を合成する“ムーディーショット”機能を備える。そのほか、電源オフの状態から、シャッターボタンを1回押すだけで撮影可能な“ムーディショット”機能を搭載する。背面に1.5インチのTFT液晶ディスプレーを備える。

撮影した画像を、日付ごとに整理して保存できるパソコン用アプリケーション『PhotoDiary』が付属する。画像を記録したpavitをパソコンのUSBポートに差し込むと、ソフトが自動的に起動し、pavitに記録した画像をパソコンのHDDにコピーする。また、6種類のマーク“イベントスタンプ”の中から撮影時に好きなマークを選んで設定すると、例えばハートマークの写真一覧といったように、撮影した画像をマークを利用してPhotoDiary上で整理できる。対応するOSは、Windows 98 SE/Me/2000 Professional/XP。

バッテリーはリチウムイオン充電池で、VGAサイズ(640×480ドット)の撮影をする場合、連続使用時間は最大90分。サイズは幅95×奥行き23×高さ76mm(突起部分を除く)で、重さは127g(電池含む)。2月1日発売予定で、価格はオープンプライス(市場推定価格は2万5000円前後)。

AZ-C7(正面) AZ-C7(背面)
AZ-C7(正面)AZ-C7(背面)。“イベントスタンプを設定しているところ
PhotoDiaryの画面 撮影シーン
PhotoDiaryの画面。写真にコメントを付けることも可能AZ-C7を構え、写真撮影をしているところ

ソニースタイルではオリジナルモデルも販売

これらの製品は一般店頭のほか、ソニーマーケティング(株)が運営するECウェブサイト“ソニースタイル”でも販売する。ソニースタイルではオリジナルモデルとして、ポータブルUSBメモリープレーヤー『AZ-ES256』のほか5機種について、pavitを同梱しないで単体販売を行なう予定。価格は例えば『AZ-ES1』の場合、一般店頭モデルのAZ-ES256の市場推定価格が2万3000円前後なのに対し、1万2000円。2月1日発売予定の機種は、本日先行受注を開始した。

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