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ソニー、アイワブランドのAV製品12機種を発表――「アイワブランドの強化がソニーにとって最重要課題」

2004年01月14日 19時35分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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ポータブルHDDオーディオプレーヤー

USBオーディオシリーズのポータブルHDDオーディオプレーヤーは、2機種が発表された。アイワは、ポータブルHDDオーディオプレーヤーを“Giga pavit”という愛称で呼んでいる。

幅91×奥行き10.6×高さ56mm/重さ68g(電池含む)の『HZ-WS2000』は、名刺サイズで、背広の胸ポケットに入れても気にならない大きさ・重さを目指して設計されたという。2GBのHDDを内蔵し、MP3ファイルを約500曲ぶん(128kbps、1曲あたり4分で計算)の楽曲を保存できる。パソコン用のユーティリティーソフトは、ポータブルUSBメモリープレーヤーと同じMusic Transferで、付属のUSBケーブルを使ってMP3ファイルを転送する(USB 2.0対応)。対応するOSは、Windows Me/2000 Professional/XP。

HZ-WS2000 HZ-WS2000
名刺サイズのHZ-WS2000。左からブラック、レッド、ブルーHZ-WS2000のリモコン

バックライト液晶リモコン(漢字かな文字表示に対応)を付属しており、リモコンはボタンとジョグダイヤルを搭載する。再生メニューはノーマル/リピート/シャッフル/イントロスキャンの4パターンで、よく聴く曲を簡単に選択できる“お気に入り”機能も備えている。そのほか、スリープタイマー機能(1~120分設定)を搭載。電源は内蔵型リチウムイオン電池で電池持続時間は約8時間、充電時間は約3時間。4月発売予定で、価格はオープンプライス(市場推定価格は3万5000円)。

HZ-DS2000
ジョギングなどアウトドアでの使用を想定したHDDオーディオプレーヤー、HZ-DS2000

もう1機種のポータブルHDDオーディオプレーヤー『HZ-DS2000』は、ジョギングなどアウトドアでの使用を想定したモデルで、本体周囲をラバーで覆い、防滴設計が施されている。HZ-WS2000のようなリモコンは付属しないが、本体正面に液晶ディスプレーと操作ボタンを備える。そのほか、音飛び防止機能“ミュージックチャージャー”機能、指定した4曲を繰り返し聴ける機能などを備える。4月発売予定で、価格はオープンプライス(市場推定価格は3万5000円)。

USBスピーカーシステムほか

そのほか、USBオーディオシリーズとして、USBアクティブスピーカーシステムと、ヘッドホン型のポータブルソリッドオーディオプレーヤーの発売を予定している。ラインナップは以下のとおり。

  • USBアクティブスピーカーシステム『UZ-US501』:“デジタルシネマサウンド”搭載、5.1chスピーカーシステム。2月1日発売、オープンプライス(市場推定価格は3万3000円前後)
  • USBアクティブスピーカーシステム『UZ-US301』3.1chスピーカーシステム。2月1日発売、オープンプライス(市場推定価格は2万3000円前後)
  • USBアクティブスピーカーシステム『UZ-US201』1ボックスタイプで、上面に3つのスピーカーを搭載。2月1日発売、オープンプライス(市場推定価格は1万8000円前後)
  • ポータブルソリッドオーディオプレーヤー『UZ-PS128』ヘッドホン型のデザインで、128MBのフラッシュメモリーを内蔵する。MP3ファイルの再生に対応。電源は単4型乾電池×1。2月1日発売、オープンプライス(市場推定価格は1万5000円前後)
UZ-PS128ポータブルソリッドオーディオプレーヤー、UZ-PS128

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