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富士通、“FMV-DESKPOWER”の春モデル発表──22インチワイド液晶TV一体型など4シリーズ17機種を発売

2004年01月07日 15時52分更新

文● 編集部 新海宏一郎

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高画質でテレビを楽しむコンパクトデスクトップのCシリーズ
Athlon 64 3400+搭載機種も

『C90GV/F』
『C90GV/F』

省スペースパソコンのCシリーズには、CPUにHTテクノロジ対応Pentium 4を採用し、“スーパーマルチ”ドライブを内蔵したモデル3機種と、Athlon 64 3400+を採用し、DVD-R/RWドライブを内蔵、『Windows XP Media Center Edition 2004』をプレインストールしたモデル1機種の計4機種をラインナップする。“スーパーマルチ”ドライブ内蔵モデルはTV番組をDVD-RAMに直接書き込む機能を搭載している。

Cシリーズのラインナップ

『C90GV/F』
HTテクノロジ対応Pentium 4-3.20GHz、512MB メモリー、300GB HDD、ホームサーバー機能搭載、TVチューナー搭載17インチワイド液晶ディスプレー
17日発売予定/39万円前後
『C70GV』
HTテクノロジ対応Pentium 4-2.80CGHz、512MB メモリー、200GB HDD搭載、TVチューナー搭載17インチワイド液晶ディスプレー
17日発売予定/29万円前後
『C70G7』
HTテクノロジ対応Pentium 4-2.80CGHz、512MB メモリー、200GB HDD搭載、17インチ液晶ディスプレー
10日発売予定/26万円前後
『C90GW/C』
Athlon 64 3400+、512MB メモリー、200GB HDD搭載、17インチワイド液晶ディスプレー
17日発売予定/30万円前後

HTテクノロジ対応Pentium 4搭載モデルの主なスペックは、チップセットがIntel 865GV(グラフィックス機能内蔵。ビデオメモリー最大64MBをメインメモリーと共用)で、メモリーはPC2700準拠のデュアルチャネルDDR SDRAM。光ドライブは“スーパーマルチドライブ”(DVD-R書き込み4倍速、DVD-RW書き換え2倍速、DVD+R書き込み4倍速、DVD+RW書き換え2.4倍速、DVD-RAM書き換え3倍速、DVD-ROM読み出し12倍速、DVD±R/±RW読み出し8倍速、DVD-RAM読み出し3倍速、CD-R書き込み24倍速、CD-RW書き換え16倍速、CD-ROM読み出し32倍速)を内蔵。液晶ディスプレーは『C90GV/F』と『C70G7』が1280×768ドット1677万色表示に対応したTVチューナー付き17インチワイド液晶ディスプレー、『C70G7』が1280×768ドット1677万色表示に対応した17インチ液晶ディスプレーが付属。

Athlon 64 3400+搭載モデルの主なスペックは、チップセットがNVIDIA nForce3 150、メモリーはPC2700準拠のシングルチャネルDDR SDRAM。グラフィックスアクセラレーターはNVIDIA GeForce4 440 Go(64MB DDR SDRAM)を搭載。光ドライブはDVD-R/RWドライブ(DVD-R書き込み4倍速、DVD-RW書き換え2倍速、DVD-ROM読み出し12倍速、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き換え10倍速、CD-ROM読み出し40倍速)を内蔵。液晶ディスプレーは1280×1024ドット1677万色表示に対応した17インチワイド液晶ディスプレーが付属する。

共通の仕様として、“3次元Y/C分離機能”と“ゴーストリダクション機能”に対応したTVチューナー付きハードウェアMPEG-2エンコーダーカードを内蔵。『C90GV/F』はIEEE 802.11b/g準拠の無線LANによる“ホームサーバー”機能を内蔵する。 インターフェースは10/100BASE-TX対応のLANポート、10/100BASE-TX対応のWANポート(C90G/Fのみ)、V.90対応の56kbpsモデム、PCカードスロット(Type I/II×2またはType III×1、CardBus対応)、SDメモリーカード/メモリースティックスロット、PS/2、USB 2.0×4、IEEE 1394×1、液晶ディスプレー(30ピン専用コネクター)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、S-VIDEO出力、ビデオ入力(コンポジット/S-VIDEO)、ビデオ音声入力(右/左)、アンテナ入力(F型)、マイク入力、ヘッドフォン出力、光デジタルオーディオ出力(丸型、光ミニジャック)、ライン入出力を搭載。 OSは、『C90GV/F』、『C70GV』、『C70G7』がWindows XP Home Edition SP1a、『C90GW/C』がWindows XP Media Center Edition 2004。アプリケーションとしてオフィスソフト『Microsoft Office Personal Edition 2003』などをプレインストールする。本体サイズは幅104×奥行き382×高さ334mm(設置台を含まない場合)、重量は約9.0kg。

新たにHTテクノロジ対応Pentium 4モデルを追加した、コストパフォーマンスを高めたCEシリーズ

『ファミリーネットワークステーション』付属の『CE50G7/S』
『CE50G7/S』

省スペースかつ、コストパフォーマンスに優れたCEシリーズには、CPUにHTテクノロジ対応Pentium 4搭載モデルを追加し、全機種に書き込み型DVDドライブを内蔵した。また、SDメモリーカード/メモリースティックスロット、160GB HDD、『CE30G7/G5』を除くモデルに“スーパーマルチ”ドライブを内蔵した。

CEシリーズのラインナップ

『CE70GV』
HTテクノロジ対応Pentium 4-2.80CGHz、512MB メモリー、160GB HDD、スーパーマルチドライブ搭載、TVチューナー搭載17インチワイド液晶ディスプレー
1月17日発売予定/26万円前後
『CE70G7』
HTテクノロジ対応Pentium 4-2.80CGHz、512MB メモリー、160GB HDD、スーパーマルチドライブ搭載、17インチ液晶ディスプレー
1月10日発売予定/23万円前後
『CE50GW』
Athlon XP 2600+、256MB メモリー、160GB HDD、スーパーマルチドライブ搭載、17インチワイド液晶ディスプレー
1月17日発売予定/21万円台半ば
『C50G7/S』
Athlon XP 2600+、256MB メモリー、160GB HDD、スーパーマルチドライブ搭載、17インチ液晶ディスプレー、ファミリーネットワークステーション付属
1月17日発売予定/26万円台半ば
『CE50G7/M』
Athlon XP 2600+、256MB メモリー、160GB HDD、スーパーマルチドライブ搭載、17インチ液晶ディスプレー、MediaDrive付属
2月14日発売予定/23万円台半ば
『CE50G7』
Athlon XP 2600+、256MB メモリー、160GB HDD、スーパーマルチドライブ搭載、17インチ液晶ディスプレー
1月10日発売予定/20万円台半ば
『CE30G7』
Athlon XP 2600+、256MB メモリー、160GB HDD、DVD-R/RWドライブ搭載、17インチ液晶ディスプレー
1月10日発売予定/18万円台半ば
『CE30G5』
Athlon XP 2600+、256MB メモリー、160GB HDD、DVD-R/RWドライブ搭載、15インチ液晶ディスプレー
1月10日発売予定/17万円前後
『CE30G5P』
Athlon XP 2600+、256MB メモリー、160GB HDD、DVD-R/RWドライブ搭載、15インチ液晶ディスプレー、Windows XP Professional
1月10日発売予定/18万円台半ば
『ファミリーネットワークステーション』(FMFNS-104)
80GB HDD、PCカードスロット(Type I/II×1)、USB 1.1×2搭載
1月17日発売予定/6万円前後

HTテクノロジ対応Pentium 4搭載モデルの主なスペックは、チップセットがIntel 865GV(グラフィックス機能内蔵。ビデオメモリー最大64MBをメインメモリーと共用)で、メモリーはPC2700準拠のデュアルチャネルDDR SDRAM。光ドライブは“スーパーマルチ”ドライブを内蔵。液晶ディスプレーは『CE70GV』が1280×768ドット、1677万色表示に対応したTVチューナー付き17インチワイド液晶ディスプレー、『C70G7』が1280×768ドット、1677万色表示に対応した17インチ液晶ディスプレーが付属。

Athlon XP 2600+搭載モデルの主なスペックは、チップセットがSiS740(グラフィックス機能内蔵。ビデオメモリー最大32MBをメインメモリーと共用)、メモリーはPC2100準拠のDDR SDRAM。光ドライブは“スーパーマルチ”ドライブ(CE30G7、CE30G5、CE30G5PはDVD-R/RWドライブ)を内蔵。液晶ディスプレーは『CE50GW』が最大1280×1024ドット、1677万色表示に対応した17インチワイド液晶ディスプレー、『CE50G7S』、『CE50G7/S』、『CE50G7/M』、『CE30G7』が最大1280×1024ドット、1677万色表示に対応した17インチ液晶ディスプレー、『CE30G5』、『CE30G5P』が1024×768ドット、1677万色表示に対応した15インチ液晶ディスプレーを付属。

共通の仕様として、TVチューナー付きハードウェアMPEG-2エンコーダーカードを搭載し(CE70GV、CE70G7はソフトウェアエンコーダー、CE30G5、CE30G5Pはなし)、 インターフェースは10/100BASE-TX対応のEthernetポート、V.90対応の56kbpsモデム、PCカードスロット(Type I/II×2またはType III×1、CardBus対応)、SDメモリーカード/メモリースティックスロット、PS/2×1、USB 2.0×4、IEEE 1394×1、液晶ディスプレー(30ピン専用コネクター)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、S-VIDEO出力、マイク入力、ヘッドフォン出力、光デジタルオーディオ出力(丸型、光ミニジャック)、ライン入出力を搭載。 TV機能付きモデルはほかに、ビデオ入力(コンポジット/S-VIDEO)、ビデオ音声入力(右/左、CE70GV、CE70G7、CE30G7はなし)、アンテナ入力(F型)を搭載。

OSは、Windows XP Home Edition SP1a(CE30G5PはWindows XP Professional SP1a)。アプリケーションとしてオフィスソフト『Microsoft Office Personal Edition 2003』などをプレインストールする。 本体サイズは幅93×奥行き375×高さ325mm(設置台を含まない場合)、重量は約8.5kg。

C50G7/Sに付属する『ファミリーネットワークステーション』(FMFNS-104)は、本体内蔵のHDDやLANでつながれたネットワーク内のパソコンに保存された映像や画像を共有できる無線LAN対応ルーターユニット。本体に80GBのHDD(使用可能領域75GB)を内蔵し、IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN、10/100BASE-TX対応のLANポート×1、10/100BASE-TX対応のWANポート×1、PCカードスロット(Type I/II×1)、USB 1.0×2を搭載している。本体サイズは幅45×奥行き223×高さ250mm、重量は2.5kg。

CE50G7/Mに付属する『MediaDrive』はパソコンに保存した写真や音楽などを有線LANなどを利用して離れた場所にあるAV機器で鑑賞するための周辺機器。操作はワイヤレスリモコンで行える。インターフェースは10/100BASE-TX対応のLANポート、S-VIDEO出力(コンポジット)、ビデオ出力(コンポジット)、D4(コンポーネント)、オーディオ出力(右/左)、光デジタルオーディオ出力(丸型、光ミニジャック)を搭載。本体サイズは幅213×奥行き157×高さ46mm、重量は約730g。

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