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アイ・オー、IEEE 802.11g/b無線LAN搭載ブロードバンドルーターのエントリーモデル『WN-G54/R』を発売

2003年12月22日 20時41分更新

文● 編集部

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(株)アイ・オー・データ機器は22日、IEEE 802.11g/b無線LANアクセスポイント搭載ルーター『WN-G54/R』、同製品と無線LAN PCカードとのセット製品『WN-G54/R-S』の出荷を2004年1月中旬に開始すると発表した。価格は、『WN-G54/R』が1万2000円、『WN-G54/R-S』が1万6500円。併せて、ポータブルストレージ向けの5V出力電池パック『BT-5V』を発売する。12月下旬出荷予定で、価格は9800円。

『WN-G54/R』
『WN-G54/R』

『WN-G54/R』は、IEEE 802.11g/b準拠の無線LANアクセスポイントの機能を搭載し、低価格化を図ったブロードバンドルーター。ブロードバンドルーターとしての機能は、実効スループットが45.6Mbps(SmartBits 2000測定値)で、PPPoEマルチセッション(同時2セッション)に対応。セキュリティー機能は、IPアドレス/ポート/MACアドレス/URL/スケジュール(曜日や時刻)などでのフィルタリングをサポートし、VPNパススルー(PPTP、IPsecパススルー)にも対応する。DNSリレーや、DMZホスト、DHCPサーバー/クライアントなどの機能も搭載する。IP UnnumberedやダイナミックDNSにも対応する。無線LANのセキュリティーは、WPA-PSK(TKIP)、WPA(IEEE 802.1x/EAP)、128bit64bit WEP、MACアドレス制限(32台)、SSID非通知(ANY接続拒否)などをサポートする。UPnPにも対応。各種設定はウェブブラウザーで行なえる(WindowsではIE 5.0以降、Mac OSではIE 5.1以降/Safari1.0)。インターフェースは、WAN側が10/100ASE-TX×1、LAN側が10/100BASE-TX×4(Auto MDI/MDI-X対応)。電源は付属のACアダプター(DC5V出力)を利用し、消費電流は最大1.3A。本体サイズは幅175×奥行き122×高さ31mm、重量は約270g。製品パッケージには、LANケーブル(ストレート)、背面取り付け用マグネット、壁掛用ネジ、縦置きスタンドが同梱される。対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX、Macintosh。対応OSは、Windows XP/2000 Professional/Me/98 SE、Mac OS 8.6~9.2.2、Mac OS X 10.1~10.3.1。

『WN-G54/R-S』『WN-G54/R-S』

『WN-G54/R-S』は、無線LAN PCカード『WN-G54/CB2』をセットにしたパッケージ。『WN-G54/CB2』は、IEEE 802.11g対応の無線LAN PCカードで、セキュリティー機能として128bit/64bit WEPのほか、WPA-PSKに対応したのが特徴。IEEE 802.11bと混在する環境でIEEE 802.11g無線LANのスループットを上げる“PRISM Nitro”技術を搭載する。カードサイズは幅54×奥行き115×高さ7.5mm、重量は約42g。対応機種はCardBus対応のPCカードスロット(Type II)を搭載したPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSはWindows XP/Me/2000 Professional/98 SE。アプリケーションとして、無線LAN設定をワンタッチで切り替えられる『クイックコネクト』と、OS起動時に無線LANカードの設定を自動的に行なう『クイックインストーラ』が付属する。“Wi-Fi認定”は今後取得する予定という。

『WN-G54/CB2』は単体でも販売される。12月下旬出荷予定で、価格は4900円。

『BT-5V』
『BT-5V』

『BT-5V』は、同社のPCカードリーダー/ライター搭載MOドライブ“DATA STATION II”や、MOドライブ、ポータブルHDドライブ、ポータブルDVDドライブ向けの電池パック。市販のニッケル水素電池を4本または8本搭載でき、定格出力はDC5Vで1.6A。出力端子はケーブル付きのDCプラグとなっている。本体サイズは幅150.0×奥行き55.0×高さ35.0mm、重量は120g。対応機種は、MOドライブがMODS-U640、MOP2-U、MOP-U640P、MOA-U、MOA-iU、MOC2、MOC、HDドライブがHDPX-U、HDP-UP、HDP-U、CD-RWドライブがCRWP(ただしCRWP-i24B(BB/BR)とUS2を除く)、CRWDP、DVDドライブがDVDP-i、DVRPの各シリーズ。駆動時間について、DATA STATION IIでは、市販の単3形ニッケル水素充電池(2100mAh)8本で、128MBのコンパクトフラッシュ(CF)のデータをMOに23回ぶんバックアップできるという。ポータブルDVDドライブ『DVDP-iUT2』では2時間50分のDVDビデオ再生、MOドライブ『MOC2-U1.3H』では2時間41分の連続書き込み、ポータブルHDドライブ『HDPX-U60P』では4時間27分の連続書き込みが行なえるという。

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