TVチューナとハードウェアエンコーダを搭載したPCカード型キャプチャカード「REX-CB90TV」 |
ラトックシステムから、TVチューナとハードウェアエンコーダを搭載したPCカード型キャプチャカード「REX-CB90TV」が発売された。PCカード型キャプチャカードとしてはエスケイネットから「Monster VR mobile」がすでに発売とされているが、TVチューナを内蔵した製品は今回がおそらく初めてとなる。
PCカード型でTVチューナとハードウェアエンコーダを搭載するのは珍しい | 主な仕様 |
搭載するMPEGエンコーダは、MPEG2キャプチャでCBR/VBR共に3~15Mbpsのビットレートに対応。最大キャプチャ解像度は720×480ドットとなる。TVチューナ部は、VHF/UHFが受信可能で音声多重放送・ステレオ放送にも対応する。電源供給は基本的にCardBusスロットからとなるが、それで不足する場合などには、付属のケーブルによりUSBバスパワーを利用することが可能だ。さらに、オプションのACアダプタを利用した電源供給もできる。搭載インターフェイスは専用AVコネクタ/ミニジャックアンテナ端子とDCジャックで、AVコネクタに専用ケーブルを接続することでステレオ音声入力/コンポジット入力/S-Video入力が利用可能になる。付属するソフトウェアはUlead製「Video@Home2」で、対応OSはWindowsXP/2000/Me/98SE。なお、同社サイトによれば「Crusoeプロセッサはサポートしておりません」とのこと。価格はフェイスで1万7700円、ぷらっとホームで1万8800円、TSUKUMOeX.で1万9799円、T-ZONE.PC DIY SHOPで1万9800円となっている。
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