コストパフォーマンス重視ながら
マシンパワーも必要十分
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| 写真6、7 本体左右側面。 | | 写真8、9 本体前背面。 |
基本スペックは、CPUにAMD Athlon XP-M 1800+を採用し、メモリを標準で256MB搭載する。チップセットはVIAのProSavage DDR KN266で、グラフィックスはこのチップセット内蔵機能により提供される。液晶は14.1インチのTFTクリアパネルを採用し、表示解像度は1024×768ドットだ。ドライブ類はHDDが40GB、光ドライブはCD-R/RW書き込みとDVD-ROM読み出しが可能なコンボドライブを搭載する。いずれも特に秀でた部分はないものの、すべてが標準レベルを満たしているバランスの取れた構成だ。強いて挙げるなら3D機能が貧弱だが、3Dゲームをしないユーザーなら気にする必要はない。
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| 写真10 底面のゴム足は、取れにくいように丸く加工されている。車輪にはなっていないので、机の上を動き出すわけではない。 |
実際に使ってみるとマシンパワーに関する不満はないが、高負荷時に回転する冷却ファンがかなり強力でファンノイズが大きいのが気になるところだ。そのかわり冷却性能は高く、キーボードやパームレストはさほど熱を持たず、腕の触れる部分が熱くて不快と感じることはない。
価格は13万4800円となっており、2GHz近いCPUパワーを持っていることを考慮するとなかなか魅力的な価格設定だと言える。オフィスアプリや画像編集ソフトなどが付属しないため1台目として購入するには不向きだが、DirectHDにより設定移行も容易に行えるため買い換えやセカンドマシン向けとしては最適だ。新パソコンはパワフルかつ省スペースをと考えている人には、本機は注目の1台と言えるだろう。
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| PC-CL1-4CDの主なスペック |
| 製品名 |
PC-CL1-4CD |
| CPU |
モバイルAthlon XP-M 1800+ |
| チップセット |
ProSavage DDR KN266 |
| メモリ |
DDR SDRAM 256MB(最大768MB) |
| グラフィックス |
チップセット内蔵 |
| 液晶 |
14.1インチクリアタイプTFT／1024×768ドット(1677万色) |
| HDD |
約40GB |
| FDD |
別売(外付け) |
| 光メディアドライブ |
CD-R/RW＆DVD-ROM対応コンボドライブ |
| 拡張スロット |
PCカードTypeII×1 |
| 通信 |
Ethernet(10/100Base-TX)、56kbpsモデム |
| インターフェイス |
USB 2.0×4、アナログRGB出力、DirectHD端子、オーディオ入出力 |
| バッテリ駆動時間 |
約1.8時間 |
| サイズ |
310(W)×262(D)×25.2～33.5(H)mm |
| 重量 |
約2.7kg |
| OS |
Windows XP Home Edition SP1 |
