ソフトバンクBB(株)は24日、法人向けIP電話サービス“BBフォン IP Centrex”(仮称)を2004年1月に開始すると発表した。
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| “BBフォン IP Centrex”のネットワークイメージ |
“BBフォン IP Centrex(アイピー セントレックス)”は、同社のブロードバンドインフラを基に、ネットワーク網内に日本電気(株)製のIPセントレックス設備を導入することにより、PBX(構内交換機)と同様の内線電話機能を提供するもので、通話料の削減に加え、PBXの導入や運用保守の費用を削減できるのが特徴。通信プロトコルには“SIP(Session Initiation Protocol)”を利用する。
同サービスでは、同一企業の支店や営業所などを“クローズド・ユーザ・グループ(CUG)”と呼ぶグループに分け、同一CUG内の通話と、同一企業内の異なるCUG間の通話を無料で提供する。IP電話サービス“BBフォン”の個人ユーザーや、BBフォン IP Centrexを導入している別の企業のCUG、“法人向けBBフォン”を利用している企業との通話料も、1回線ごとに追加月額使用料を支払うことで無料にするという。
導入形態は、“現在使用中のPBXと併用する”、“従来のPBXを廃止し、完全に置き換える”の2種類を提供し、既存の環境をIPセントレックスにスムーズに移行できるサービスを提供する。なお、料金については未定で、決まりしだい発表するとしている。
