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本体とドライブの合体分離が可能なベアボーンがSOYOから登場!

2003年08月28日 23時49分更新

文● 増田

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「Mini Dragon 651」
「Mini Dragon 651」

 最近ご無沙汰だったが、マザーボードなどの取り扱いで知られるSOYOから、一風変わったPentium 4対応ベアボーン「Mini Dragon 651」が発売された。メインとなるPC部分と、HDDや光学ドライブを搭載する部分が別々の筐体に入れられるようになっており、必要に応じて接続したり切り離したりすることが可能というものだ。



PC本体ユニット USB拡張ユニット
マザーボードを搭載したPC本体ユニットHDDや光学ドライブを搭載する「SY-UTI USB拡張ユニット」
“SiS651”採用のマザー Dragonの模様
“SiS651”採用のマザーは同社の専用タイプ前面に入ったDragonの模様

 製品は大きくわけて2つ。マザーボードを搭載したPC本体ユニットと、「SY-UTI USB拡張ユニット」と呼ばれるHDDや光学ドライブを搭載するユニットという構成だ。
 まずは本体部分の仕様だがサイズは60(H)×190(W)×240(D)mmで、“SiS651”採用のマザーは同社の専用タイプのものを使用している。CPUはHyper-Threading機能対応のPentium 4-3.06GHzまでとなり、拡張スロットには1GB(PC2700)まで搭載可能なDDR DIMMとライザーカードを使用したAGPスロットがそれぞれ1本づつ装備されている。ほかに2.5インチサイズのHDDも1基搭載可能だ。またオンボードインターフェイスは、チップセット内蔵のVGA機能のほかサウンド、IEEE1394、10/100Baseイーサネット機能と小さい筐体に豊富に詰め込まれている。
 なお、付属品には専用のヒートパイプ採用CPUクーラーが付いている。ただし、そのCPUクーラーの冷却用として側面と上部にファンが2つ搭載されているほか、ケースの排気用として別に1つの計3つのファンが搭載されているので、騒音は多少気になるかもしれない。



計3つのファン USB拡張ユニット
計3つのファンが搭載されているので、騒音は多少気になるかもしれない本体側との接続は、付属のUSBケーブルで行う
外付け電源 パッケージ
「ACHME製 200W電源」を外付けにして使用する背後にいる店員と比較してもわかるようにパッケージはかなり大きい

 もうひとつの「SY-UTI USB拡張ユニット」は、いわば大きめのUSB2.0対応外付けケースといったところだ。搭載可能なドライブは5インチタイプの光学ドライブと、3.5インチサイズのHDDが2基となる。本体側との接続は、付属のUSBケーブルで行う。
 電源は、通常キューブ型ベアボーンで内蔵用として採用されていることの多い「ACHME製 200W電源」を外付けにして使用するようで、PC本体ユニットとUSB拡張ユニットの両方に接続できるようにケーブルが分岐している。本体側には縦置き用スタンドが付属しており、重ねたり縦置きしたりと好みに応じて変更可能だ。販売しているのはコムサテライト3号店で、価格は3万4800円となっている。 



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