ネットワンシステムズ(株)は22日、CATVネットワークの次世代データ通信仕様“DOCSIS2.0”に対応したケーブルモデム『CM-J20』の販売を9月1日に開始すると発表した。価格はオープン。100台/500台/1000台/2000台ロット単位でCATV事業者向けに販売する。
『CM-J20』 |
『CM-J20』は、分散処理による高速化や帯域の拡大が可能な“DOCSIS(Data-over-Cable Service Interface Specifications)2.0”のほか、従来からのDOCSIS1.1/1.0にも対応し、上りアクセス方式も、A-TDMA、S-CDMA、TDMAをサポートしているため、既存のネットワーク環境から段階的にDOCSIS2.0に移行できるのが特徴。スループットは30Mbpsで上下対称型に対応する。上り周波数帯域は55MHzまで対応し、RFインターフェースには10KVAの雷サージ機能を標準装備する。
同社では、低料金の高速インターネットサービスや、IP電話/VOD (Video On Demand)などの次世代サービスに対応できるとしており、今年度1億円の販売を目標としている。