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【第5回 データストレージEXPO Vol.11】ベリタスがアプリケーションのパフォーマンス管理システム『VERITAS i3』を出展

2003年07月11日 03時44分更新

文● 編集部 阿蘇直樹

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ベリタスソフトウェア(株)のブースでは、アプリケーションのパフォーマンス管理システム『VERITAS i3』を出展していた。

『VERITAS i3』のOracleデータベース解析ツール『VERITAS Indepth for Oracle』。時間ごとのデータベース負荷を表示している 最も負荷が高かった時間帯のパフォーマンス情報を見ると、CPU使用率だけでなくI/O待ちや内部ロックによる待ちが発生しているのが分かる
『VERITAS i3』のOracleデータベース解析ツール『VERITAS Indepth for Oracle』。時間ごとのデータベース負荷を表示している最も負荷が高かった時間帯のパフォーマンス情報を見ると、CPU使用率だけでなくI/O待ちや内部ロックによる待ちが発生しているのが分かる
最も負荷が高かった時間帯のSQLステートメントを負荷が高かった順に並べてみたところ 最も負荷が高かったSQLステートメントの内容を表示したところ
最も負荷が高かった時間帯のSQLステートメントを負荷が高かった順に並べてみたところ最も負荷が高かったSQLステートメントの内容を表示したところ

『VERITAS i3』は、これまで日本プリサイス・ソフトウェア・ソリューションズ(株)(日本プリサイス)が『Precise i3』として販売していた製品。米ベリタスソフトウェア社が米プリサイス・ソフトウェア・ソリューションズ社を買収したことを受け、6月28日付けでベリタスソフトウェアと日本プリサイスが合併したため、新たにベリタスソフトウェアから販売されることになる。『VERITAS i3』は、システム全体から非効率なコンポーネントを特定する機能をもつ『VERITAS Insight』と、非効率なコンポーネントを分析し、パフォーマンスを最適化するツール『VERITAS Indepth』、システム監視ツール『VERITAS Inform』で構成される。

Oracleデータベースを対象としたパフォーマンス最適化ツール『VERITAS Indepth for Oracle』は、収集したログから、パフォーマンス悪化の原因となるSQL文を特定する機能をもつ。販売を行なう日揮情報ソフトウェア(株)営業本部 営業第1部 部長の今井貴氏によると「日本プリサイスの頃から、おもに大手企業のウェブシステム向けに販売されてきた。データベースのチューニングは一時的なものではなく、継続的に行なうことが重要で、定期的にログを解析してきちんとパフォーマンス向上に役立てていただいている」そうだ。

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