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沖電気、Itanium 2を搭載した『OKITAC9000 RX2600』などサーバー3製品を発売

2003年07月01日 23時06分更新

文● 編集部

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沖電気工業(株)は1日、64bitプロセッサーItanium 2を搭載したエントリーサーバー『OKITAC9000 RX2600』『OKITAC9000 RX5670』、ハイエンドサーバー『OKITAC9000 superdome(スーパードーム)』を発売すると発表した。8月下旬より出荷する。

『OKITAC9000 RX2600』は、Itanium 2-1.3GHz/1.5GHzを最大2個搭載可能な2Uサイズのエントリーサーバー。チップセットは『HP zx1000チップセット』、メモリーは最大24GB、HDDは最大438GB、サイズは幅482×奥行き680×高さ86mm、重量は22kg。標準構成では、プロセッサーはItanium 2-1.3GHzが1個、メモリーは1GB、HDDは36GBで、価格は99万8000円。販売目標台数は1年間で300台。

『OKITAC9000 RX5670』
『OKITAC9000 RX5670』

『OKITAC9000 RX5670』は、Itanium 2-1.3GHz/1.5GHzを最大4個搭載可能な7Uサイズのサーバー。チップセットは『HP zx1000チップセット』、メモリーは最大96GB、HDDは最大584GB、サイズは幅482×奥行き774×高さ311mm、重量は73kg。標準構成では、Itanium 2-1.3GHz×2、メモリーは4GB、HDDは36GB×2で、価格は351万1000円。販売目標台数は1年間で300台。

『OKITAC9000 superdome』は、Itanium 2-1.5GHzを最大16~64個搭載可能なハイエンドサーバー。チップセットは『HP sx1000チップセット』、プロセッサーの搭載可能個数によって、16Way、32Way、64Wayの3種類がラインアップされている。単一システム内に複数のパーティションを設け、それぞれに独立したOSを搭載できる。同製品はディスクレスで、外部にストレージなどを接続して使用する。メモリーは最大128~512GB、サイズは幅762×奥行き1220×高さ1960mm、重量は500~1196kg。本体の幅は64Wayモデルの場合1524mmとなる。標準構成では、Itanium 2-1.5GHz×2、メモリーが2GBで、価格は4135万円(16Wayの場合)。販売目標台数は3年間で100台。

全モデルとも、OSはHP-UX 11i V2.0かWindows Server 2003, Enterprise Editionから選択できる。HP-UX 11i v2.0は、PA-RISC環境でのソース、バイナリー、データと互換性を持っており、従来のPA-RISCを搭載したUNIXサーバー『OKITAC9000 RP5400』シリーズから『OKITAC9000 RX5670』へのアップグレードが行なえる。

同社は、『OKITAC9000 RX2600』を、ブロードバンドソリューションのフロントエンドサーバー、ワークグループサーバーや小規模エンタープライズ環境でのアプリケーションサーバーとして、また『OKITAC9000 RX5670』については、ウェブサーバーやワークグループサーバー、中小規模のデータベースサーバーとして販売していく。『OKITAC9000 superdome』は、企業向け大規模CRMソリューション、会社間レベルのサーバー統合ソリューションなど、さまざまなITソリューションのプラットフォーム向けに販売する。

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