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HDE、機密情報の漏洩防止、迷惑メール遮断を行なうメールフィルタリングソフトウェア『HDE Mail Filter 1.0』を発表

2003年06月17日 21時58分更新

文● 編集部

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(株)ホライズン・デジタル・エンタープライズは17日、電子メールによる機密情報の漏洩を防止し、迷惑メールや私用メールによる業務効率の低下を防ぐメールフィルタリングソフトの販売を7月25日に開始すると発表した。

『HDE Mail Filter 1.0』は、メールゲートウェイサーバーとして動作し、サーバー上を通過するメールを決められたルールに基づいて検査する。検査可能項目は、From、To、Subjectのほか、任意のヘッダー(Cc、X-Mailerなど)、メールサイズ、本文中の文字列、添付ファイルの有無で、ワイルドカードも使える。検査基準に不適合となったメールは、送信を保留することができ、保留メールは管理者の許可がないと送信できない。

『HDE Mail Filter 1.0』未処理保留メール一覧の画面表示 『HDE Mail Filter 1.0』ルール設定の画面表示
『HDE Mail Filter 1.0』未処理保留メール一覧の画面表示『HDE Mail Filter 1.0』ルール設定の画面表示

送受信する全てのメールを保存し、保存メールに対して全文検索を行なえる。迷惑メール対策としては、不正中継が可能なホストのデータベース“ORDB.org”などのリストをもとに、メールの不正中継が可能なサーバーからのメール受信を拒否することができる。操作はすべてウェブブラウザから行ない、メールの送受信ログや検査履歴によって、グラフィカルなレポートを生成し、メールの利用傾向の把握や過去の履歴の検索を行なう。

『HDE Mail Filter 1.0』メール統計情報サマリーの画面表示
『HDE Mail Filter 1.0』メール統計情報サマリーの画面表示

対応Linuxディストリビューションは、Red Hat Linux 7.2/7.3/8.0、Red Hat Enterprise Linux AS。電子メールのフィルタリングを行なうゲートウェイサーバーと、保存を行なうアーカイバーを別サーバーとして、サーバーの負荷を分散させることも可能。価格は、25ユーザーで30万円、50ユーザーで50万円、100ユーザーで80万円、250ユーザーで120万円、500ユーザーで180万円、1000ユーザーで220万円、2500ユーザーで380万円、2501ユーザー以上は問い合わせとなる。

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