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NTTとブルーノートジャパンら、ジャズ演奏のリアルタイム配信トライアルを実施

2003年02月17日 23時27分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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日本電信電話(株)(NTT)、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドイニシアティブ(株)(NTT-BB)、(株)ブルーノートジャパン、(株)国際観光会館、(株)ジャスマックは17日、共同で記者会見を行ない、専用線ならびに地域IP網(Bフレッツ)を利用して、東京・南青山のブルーノート東京で行なわれるジャズライブの模様を、札幌・ジャスマックプラザホテルおよび東京・芝のセレスティンホテルの150インチスクリーンにリアルタイム配信のトライアルを行なうことを発表した。

米川達也氏&本多淳子氏 星 義隆氏 畑 保美氏&橋口孝司氏
NTTのブロードバンド推進室 担当部長の米川達也氏(左)と、NTTサイバーソリューション研究所の研究主任の本多淳子氏NTT-BBの部長 星 義隆氏ブルーノートジャパンのゼネラルマネージャの畑 保美氏(左)と、国際観光会館 セレスティブの副総支配人の橋口孝司氏

本案件は、NTTが2002年11月に掲げた“レゾナントコミュニケーション”による新規ビジネス創出の一環で、参加各社が事業性の検討や技術的な検証を行なったうえで、事業化の判断を行なうという。

実施スケジュールは3月から6月まで、毎月6回程度を見込んでいる。具体的な参加アーティストや価格は未定ながら、有料でのサービス(食事など込み)になる予定。詳細は各社のウェブサイトやポスターで告知される。参加申し込みは、各ホテルにて電話とメールで受け付ける。

配信システム 品質維持の仕組み
配信システムの概要品質維持の仕組み

記者会見場には、NTTのブロードバンド推進室 担当部長の米川達也氏、NTTサイバーソリューション研究所の研究主任の本多淳子氏、NTT-BBの部長 星 義隆氏、ブルーノートジャパンのゼネラルマネージャの畑 保美氏、国際観光会館 セレスティブの副総支配人の橋口孝司氏が出席し、経緯や目的などを説明した。それによると、今回のテストは平均6MbpsのMPEG-2データにリアルタイムエンコードし、これをNTT-BBの映像配信向け専用線“メガライブ”経由で映像配信サーバーに転送、“HSAC(光サービスアーキテクチャーコンソーシアム)プロトコル”で東京と札幌のサーバーに配信し、そこからBフレッツで各ホテルに設置されたSTB(セットトップボックス)がデコード、映像をスクリーンに映し出すという。今回の試験では、トランスポート層にUDPを用いて、映像品質保持のために独自のエラー訂正方式(アプリケーションがパケットロスを検出した場合に、当該パケットのみ再送リクエストを出す)を採用したHSACのフィールドテストも兼ねており、これが成功すれば既存のIPネットワークを用いてSDTV(現行の地上波TV放送)クラスのリアルタイム映像配信が実現できるという。

説明会後のQ&Aで、料金について質問が出ると、「まだ未定だが、ブルーノート東京に来て実際にライブを楽しむ場合の半分程度を想定している」(畑氏)と答えた。

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