(株)エヌ・ティ・ティ エムイーは24日、ネットワーク上で大容量データの共有・保存が可能なLAN用ファイルサーバー専用機器(NAS)“BBFILER(ブロードバンドファイラ)”シリーズの提供を開始すると発表した。
『BBFILER201』 |
250GBのUltra ATA/100対応のHDDを最大8基搭載できる2Uサイズの19インチラックマウント型装置『BBFILER201』(最大容量2TB)を28日から販売し、250GBのUltra ATA/100対応のHDDを最大4基搭載できる1Uサイズの19インチラックマウント型装置『BBFILER101』(最大容量1TB)を11月中旬から販売する予定。価格はオープンで、編集部による予想販売価格は201が130万円前後、101が75万円前後。
『BBFILER101』 |
両製品ともに、既存のネットワークに接続するだけで、同一LAN上にあるコンピューター間でデータの共有・保存が可能となる。ファイルサーバー専用OSを搭載し、Windows/UNIX/Mac OS/NetWareの混在環境で使用できる。RAID 0/1/5、ホットスペアRAID 5に対応するほか、ホットスワップ機能を搭載する。ディスクの障害やCPU温度の上昇などが発見された場合に電子メールで通知する監視・通知機能を装備する。外部インターフェースとして10/100BASE-TX×2を装備し、トランキングやフェイルオーバーの設定が可能となる。オプションで、Gigabit Ethernetインターフェースやテープドライブ接続用のSCSIインターフェースを用意する。
なお、同社および販売代理店であるダイワボウ情報システム(株)を通じて販売する。同シリーズを使用した企業向けネットワークソリューションも提供するという。