Intelから初の“i845GV”チップセット搭載マザーボード「D845GVAD2L」が発売された。i845GVは、Intelより10月8日に“i845PE”や“i845GE”と共に発表されたもので、従来の“i845GL”の後継という位置づけとなる。チップ内蔵グラフィックのみで、AGPスロットは備えないなど基本的な特徴はi845GLと同じだが、それに加えて従来のFSB400MHz対応からFSB533MHzまでサポートするようになったのが変更点だ。
フォームファクタはMicroATXで、メモリはDDR SDRAM PC2100(DDR266)まで対応し最大2GBまで搭載可能。AGPスロットはないかわりに、その分PCIスロットが4本と他のMicroATXマザーボードより1本多くなっているのが目を引く。Intel製らしくAC'97オーディオと10BASE-T/100BASE-TXイーサネット機能のみがオンボードというシンプルな構成となっている。なお同社サイトによると、LAN機能を省いた「D845GVAD2」というモデルもあるようだ。価格はコムサテライト2号店で1万4480円、コムサテライト3号店で1万4780円となっている。
【関連記事】