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マイクロソフト、『Microsoft Encarta 総合大百科 2003』を発売

2002年10月23日 19時57分更新

文● 編集部 矢島詩子

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マイクロソフト(株)は23日、マルチメディア百科事典ソフト“エンカルタ”シリーズの最新版『Microsoft Encarta 総合大百科 2003』を11月22日に発売すると発表した。製品はCD-ROM(5枚組)版とDVD-ROM(1枚)版があり、価格は各1万9800円。教育関係者や学生向けのアカデミックパックが1万4800円、『Microsoft Encarta 総合大百科 2002』などの製品を所有するユーザーに対して提供される特別優待アップグレード版が8800円。

『Microsoft Encarta 総合大百科 2003』『Microsoft Encarta 総合大百科 2003』

今回のバージョンでは、収録項目数3万9495点のうち、約2割にあたる約6300項目について、新規項目の追加と既存項目の改訂が行なわれた。また、ビデオや音声などのデータも約500点追加され、ビデオを173点、音声を3062点収録し、収録数は過去最多となったという。

また、同製品を購入して、2003年3月末までにユーザー登録を完了すると、インターネット上でエンカルタのほとんどの項目とメディアを閲覧できる“MSN エンカルタ 百科事典”へのアクセス権が2003年12月まで提供される。

ダイナミック地球儀
『Microsoft Encarta 総合大百科 2003』の機能のひとつ、“ダイナミック地球儀”の画面

古代遺跡や歴史的建造物を3DCGで再現した“3Dバーチャルツアー”や、DVD-ROM版のみの機能として、3Dの地形の上を飛行する“バーチャルフライト”などの機能は今回も継承されている。

対応OSはWindows XP/2000/Me/98。動作環境はCPUに233MHz以上のものを使用し、メモリーはOSがWindows Me/98の場合64MB以上、Windows 2000の場合96MB以上、Windows XPの場合128MB以上。HDDの空き容量が480MB以上。ただしDVD-ROMの場合、事典データをHDDにコピーするには1.57GB以上の空き容量が必要。

同製品の発売にともなって、同製品を購入し、所定の申し込みを完了したユーザーへ現金をキャッシュバックする“優待キャッシュバック”や、小・中学生を対象に、同製品を使った感想などを募集、優秀作品には10万円が進呈される“エンカルタ感想文大募集キャンペーン”が実施される。

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