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NECとフュージョン・コミュニケーションズ、個人向けIP電話サービスを開始

2002年10月22日 22時00分更新

文● 編集部 矢島詩子

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日本電気(株)は22日、インターネット総合サービス“BIGLOBE”において、フュージョン・コミュニケーションズ(株)と提携し、個人向けIP電話サービス“FUSION IP-Phone for BIGLOBE”を2003年2月1日に開始すると発表した。BIGLOBEが提供しているADSL接続サービス“ADSLeコース(イー・アクセスADSL接続サービス)”の会員向けに提供する。また、サービス開始に先駆けて、12月2日から2003年1月31日までの期間、モニターサービスを行なう。モニター募集は11月中旬より開始予定。

同サービスは、フュージョン・コミュニケーションズが提供してきたIP電話サービス“FUSION IP-Phone”のサービスをベースに提供される。

サービスに加入すると、総務省が割り振る、IP電話専用の“050”の番号が付与され、ADSLモデム内蔵専用アダプターを取り付けることで、一般の固定電話機が使用できる。また、ユーザー同士の通話料金は無料で、このサービスに加入していない、非IP電話利用者への通話については、国内一律3分8円で提供されるという。

フュージョン・コミュニケーションズでは今後、多くのISP、CATV事業者との提携関係を進めて、異なるISPやCATVにおいても“FUSION IP-Phone”が利用できるよう、サービスを拡大、BIGLOBEでは、他のDSL事業者のADSLコースについてもIP電話サービスを利用できるように対応を進めていくという。

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