アルプスシステムインテグレーション(株)は17日、ウェブサイトのコンテンツを携帯電話やPDAのサイズに合わせて自動変換するソフト『WorldCruiser(ワールドクルーザー) ver 2.5』を同日付けで発売したと発表した。価格は28万円(10ユーザー)から。開発は米MobileWebSurf社。
『WorldCruiser ver 2.5』でのウェブサイトコンテンツの自動変換イメージ図 |
『WorldCruiser ver 2.5』は、HTML/cHTML/DHTML/XHTML/XML(W3C勧告仕様+XSL)で記述されたコンテンツを、また画像ファイルについてはBMP/GIF/JPEG/PNGファイルを携帯電話用コンテンツやPDA用コンテンツの画面サイズに合わせて変換するソフト。
今回のバージョンより、携帯端末とWorldCruiserの間でのSSL接続機能が追加されたほか、コンテンツ変換をする必要のない端末からアクセスした場合、同ソフトを介さずにコンテンツへ直接リダイレクトする“スイッチ機能”、携帯端末の情報を自動更新し、新しいサービスや機種に対応できる“デバイスファイルの自動更新機能”、またNTT東日本/西日本の加入電話を使ったインターネット接続サービス“Lモード”のコンテンツの変換に対応した。また、ユーザー名とパスワードの入力を省略できるようになった。
対応OSはWindows XP/2000/NT 4.0(SP6以上)、Red Hat Linux 7.1以上、Solaris 2.6以上。動作環境は、Pentium III-800MHz以上、UNIXの場合400MHz以上のCPUを使用し、メモリーは256MB、HDD空き容量は5GB以上。Java開発用ソフトウェアとしてJDK/JRE1.3.1以上が必要。