アバヴネットジャパン(株)は8日、ISPやブロードバンドインターネット事業者向けに、“MPLS(MultiProtocol Label Switching)網によるインターネット接続サービス”を11月1日に開始すると発表した。
このサービスは、日本テレコム(株)とアバヴネットジャパンのネットワークを組み合わせて、大容量のIPネットワークを低価格で提供するもの。
アバヴネットでは、日本テレコムが提供するMPLS技術を利用したデータ伝送サービス“mpls ASSOCIO”の実証実験に参加し、“MPLS網によるインターネット接続サービス”の試験提供を行なってきた。日本テレコムが“mpls ASSOCIO”を11月1日に開始するにあたって、アバヴネットでも正式サービスの開始を決めたという。
同サービスではSTM-1(150Mbps)/STM-4(600Mbps)/Fast Ethernet(100Mbps)/Gigabit Ethernet(1Gbps)などの高速回線で接続し、通信料金は日本テレコムの“mpls ASSOCIO”、アバヴネットジャパンのインターネット接続サービスともに従量課金制となる予定。提供エリアは札幌/東京/大阪/富山/福岡で、順次増強されるという。