富士通(株)とNMSコミュニケーションズ(株)は26日、IMT-2000準拠の携帯端末にリアルタイムでストリーミング配信を行なうワイヤレスビデオゲートウェイシステム『GeoServe SDS(ジオサーブ エスディーエス)』を共同開発したと発表した。
同システムは、FOMAのストリーミングサービス“Vライブ”で採用されており、3GPPのオーディオビジュアル通信規格“3G-324M”を利用して、複数台のFOMA端末やPDAにライブ映像の同時配信を行なえる。富士通のUNIXサーバー『PRIMEPOWER』に、NMSのメディアストリーミングプラットフォーム『Convergence Generation』を実装してアプリケーションを開発しており、専用ボードを利用した高速なプロトコル変換処理が行なわれているという。