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日本IBM、Xeon-2.4GHz搭載4Wayラックマウントサーバー『xSeries 440 エントリー』を出荷

2002年08月21日 18時21分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は21日、IA(インテルアーキテクチャー)サーバー“IBM eServer xSeries 440”(以下xSeries 440)に、Xeon-2.4GHzを最大4個まで搭載できる新モデル『xSeries 440 エントリー モデル3RY』と『同 モデル4RY』を追加し、9月13日に出荷を開始すると発表した。直販の“IBMダイレクト価格”は、モデル3RYが320万円からで、モデル4RYが470万円からとなる。

『xSeries 440 エントリー』
『xSeries 440 エントリー』

“xSeries 440”は、ERP(統合業務パッケージ)やCRM(カスタマー リレーションシップ マネジメント)などの基幹業務やサーバー統合などを行なうためのIAサーバー。今回発売の『モデル3RY』は標準で2個のXeon-2.4GHzを搭載し、モデル4RYは標準で4個のXeon-2.4GHzを搭載する。いずれも4Uサイズのラックマウントサーバー。

両モデルともに、同社のEXA(エンタープライズ X-アーキテクチャー)に基づくチップセット『XA-32』を採用し、Xeonを最大4個またはXeon MPを最大8個まで搭載できる。1個のCPUを仮想的に2個のCPUとして機能させる技術“ハイパー・スレッディング”、メモリーの一部に不具合が生じた場合に自動回避させる自己修復機能“メモリー ProteXion”、処理能力を最大約20パーセント向上するという4次キャッシュ“Xcel4サーバー・アクセラレーター・キャッシュ”を採用する。メモリーはモデル3RYが2GBのSDRAM(Chipkill ECC RDIMM)で、モデル4RYが4GBのSDRAM(同)。最大メモリー容量はいずれも32GB。HDDコントローラーはUltra160 SCSIに対応する。PCI-X×6(66MHz/64bit×2、100MHz/64bit×2、133MHz/64bit×2)、10/100/1000BASE-TX対応LANアダプターなどを標準装備する。対応OSはWindows 2000とRedHat Linux。本体サイズは幅483×奥行き698×高さ178mm、重量は39.9kg(最小構成の場合)。

なお、Xeon MP-1.4GHzを最大8個まで搭載できる新モデル『xSeries 440 モデル1RX』も追加し、30日に出荷を開始する。IBMダイレクト価格は420万円。

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