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サン、ウェブサーバー構築ソフトが付属するラックマウントサーバー『Sun Fire V120』を発売

2002年08月07日 14時48分更新

文● 編集部

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サン・マイクロシステムズ(株)は7日、ウェブサーバーを構築するためのソフトウェア『iPlanet Web Server Enterprise Edition 6.0』を標準添付した高さ1Uのラックマウント型サーバー『Sun Fire V120』の販売を開始すると発表した。最小構成価格は42万4000円。併せて-48V DC電源に対応しNEBSレベル3の認定を受けた、電気通信事業者向け1Uラックマウント型サーバー『Netra 120』の販売も開始する。最小構成価格は48万9000円。両製品ともに8月下旬に出荷を開始する予定。

『Sun Fire V120』
『Sun Fire V120』

『Sun Fire V120』は、同社の旧製品『Netra T1 AC200』の後継機で、UltraSPARC IIi-550MHzまたは650MHzを1基搭載するラックマウント型サーバー。企業やサービスプロバイダーのウェブサーバーやネームサーバー、プリントサーバーなど幅広い用途に利用できるという。『Netra 120』は、同社の旧製品『Netra T1 DC200』の後継機で、UltraSPARC IIi-650MHzを1基搭載するラックマウント型サーバー。

両製品ともに、512KB(旧製品の2倍)の2次キャッシュをオンチップ搭載し、最大4GB(旧製品の2倍)のSDRAMメモリー、最大72.8GBのHDDの装備が可能となる。 筐体の前面と背面にはシステムの状態表示LEDが設置されているほか、遠隔からシステムの状態監視や電源制御を行なうためのLights-Out Management(LOM)機能を搭載する。本体サイズは幅43.67×奥行き47.8×高さ4.36cm、重量は10kg。

Sun Fire V120の最小構成は、UltraSPARC IIi-550MHz、512MBのメモリー、36.4GBのHDD、10/100Mbps Ethernet×2、USB×2、シリアル×2、内蔵AC電源(100-240V)、Solaris 8 2/02プリインストール、iPlanet Web Server Enterprise Edition 6.0。Netra 120の最小構成は、CPUがUltraSPARC IIi-650MHz、電源が内蔵DC電源(-48/60V)となるほかはSun Fire V120と同じ。

NEBSは、電気通信事業者が通信機器を購入する際の指標として、機器の安定稼働を阻害する原因となる物理的、電気的、電磁的、機械的および環境的な要因に対する耐性を評価、認定する米Telcordia Technologies社のプログラム。

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