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| 「A929 BLACK」 |
これまでシルバーモデル、そしてクルマの塗装のようなホワイトモデルが登場しているECSの“ベアボーンノートPC”「DeskNote」に初のブラックモデルが登場した。Athlonファミリ向けの“SiS740”チップセット搭載マザーボード搭載モデル「i-Buddie XP」の新色、「A929 BLACK」の販売が始まっている。色どちらかといえばブラックというよりダークグレーだが、施されたつや消し処理が映え、遠目に国内メーカー製のデスクトップPC代替ハイスペックノートPCと見分けが付かないほどの落ち着きを獲得しているのは、ひと味違った印象だ。
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| つや消し処理が高級感に貢献しているA929 BLACKのブラック(ダークグレー)塗装 |
また今回はこれに加え、DeskNoteシリーズではじめてコンボドライブを搭載してきているのも付記する必要があるだろう。Athlon XPに対応するベアボーンPCがCD書き込み機能とDVD読み出し機能を同時に持ったことで、いよいよスペックは平均的なブックサイズPCと同等以上。これまでは価値を見いだせるマニアたちの間という局地的なブレイクに止まっていたDeskNoteだが、外観もスペックも一皮むけた感のある今回のモデルが、新たな需要を生み出す契機となる可能性はある。
インターフェイスがUSB 2.0×4、IEEE1394×1、RJ-45(Ethernet)×1、RJ-11(モデム)×1、シリアル×1、パラレル×1、D-Sub15ピン×1、Sビデオ×1、IrDA×1とサウンド入出力なのはこれまでのDeskNoteとまったく同じ。TFT液晶モニタサイズは14インチとなっており、価格はDeskNoteシリーズの取り扱いに積極的な高速電脳で10万6800円。このほか同店では、印象的なホワイト塗装で15インチ液晶を搭載するPentium 4対応モデル「A928 WHITE」にコンボドライブを搭載した製品も同時に入荷しており、こちらは11万8000円で販売中だ。
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| A928 WHITEコンボドライブ搭載モデルも新登場 |
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【取材協力】
