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DAS-500/SE-U55X/SE-80PCI

DAS-500/SE-U55X/SE-80PCI

2002年07月31日 00時00分更新

文● 月刊アスキー編集部・佐川

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S/N比向上に加え、使い勝手も良好に
SE-U55X、GX-D90

SE-U55X
写真5 「SE-U55X」は50(W)×166(D)×216(H)mm とスリムでコンパクトなボディだ。本体重量は600gと軽いので、置き場所によってはケーブルのテンションで本体が動いてしまうことがあるかもしれない。
リモコン
写真6 右はMA-500Uに付属するシンプルなリモコン。左はSE-U55Xのリモコンで、標準添付される「CarryOn Music 2.70」のコントロールができる。これは「CarryOn Music REMOTE」に含まれるリモコンと同じものだ。
 前作「SE-U55」をブラッシュアップし、さらに高機能なUSBサウンドシステムとなったのが「SE-U55X」(写真5)である。SE-U55との主な違いは

  1. VLSCの採用でS/N比(信号とノイズとのレベル差のことで、数値が大きいほどノイズレベルが低く音質が高いことを示す)が100dBから110dBへと向上
  2. 同軸デジタル入力端子を光デジタル入力端子に変更(2系統光入力)
  3. 光デジタル出力端子を1つ追加(1系統同軸/3系統光出力)
  4. 標準装備のリモコン機能で、標準添付の統合型(再生/録音/CDライティングに対応)音楽ソフト「CarryOn Music 2.70」の操作が可能

――といった点だ。特に(4)のリモコン機能が使い勝手を向上させている。MA-500Uのようなオーディオアンプ機能はなく、そのぶんリモコンやCarryOn Musicを標準添付することで操作面での充実を図っている。ただし、MA-500UがMac OSにも対応しているのに対し、SE-U55Xの対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XPで、Mac OSには未対応。
 7月中旬には、デジタルアンプ内蔵アクティブスピーカ「GX-D90」の発売が予定されている。GX-D90は、デジタル入力(光/同軸排他制御)×1、アナログ入力×1を装備した製品だ。SE-U55Xとデジタル接続することで、高音質なサウンドを楽しむことができそうだ。



正面 背面
写真7 SE-U55X正面下部の黒く見える長方形はリモコン受光部。その上にある灰色のカバーがかかった端子は光デジタル出力端子で、MDやDATでサウンドを録音する際に便利だ。写真8 SE-U55Xはバスパワーで動作するが、PC側から500mA以下の電流しか供給できない場合には別売りのACアダプタを接続する必要がある。中央やや上が電源端子。
SE-U55Xの主なスペック
製品名 SE-U55X
S/N比 110dB(LINE OUT)
デジタルサンプリング周波数 32/44.1/48kHz
インターフェイス アナログ入力×1、アナログ出力×1、光角型デジタル入力×2、光角型デジタル出力×2、同軸型デジタル出力×1、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1、USB×1
サイズ 50(W)×166(D)×216(H)mm
重量 0.6kg
GX-D90の主なスペック
製品名 GX-D90
定格周波数範囲 48Hz~90kHz
最大出力 15W+15W
デジタル入力サンプリング周波数 32/44.1/48/96kHz(24bit対応
サイズ 123(W)×左:178(D)、右:195(D)×229(H)mm
重量 左:1.7kg、右:3.2kg

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