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Lite-Onがマザーボード市場に本格参入!第1弾は最安値9800円のKT333マザー

2002年06月08日 20時14分更新

文● 小磯

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パッケージ

 読み出し/書き込み性能に優れるとされるCD-RWドライブが人気を集めるLite-Onが国内マザーボード業界に参入した。すでに“ボタン一発でCMOSクリア可能”という“i845D”チップセット搭載マザーボードが販売されるなど国内初登場というわけではないが、国内代理店を通じての本格的な流通は今回がはじめて。



AA280-NR

 アキバ登場第1弾となったのはLite-OnグループのLite-On TC(Technology Corporation)製“Apollo KT333”マザーボード「AA280-NR」。以前登場したi845DマザーボードのようにCMOSクリア用のスイッチは搭載せず比較的シンプルなデザインとなっているが、South Bridge“VT8233A”でUltra ATA/133に対応する一方、オンボードで搭載するPromise製のIDE RAIDコントローラ“PDC20265R”はUltra ATA/100までの対応に止まっているのはユニークな仕様と言えるだろう。このほかオンボードではRealtek製のネットワークコントローラを搭載。拡張スロットはAGP×1、PCI×5、CNR×1、DIMM×3となっている。



VT8233A PDC20265R
Ultra ATA/133対応のSouth Bridge“VT8233A”と、Ultra ATA/100までの対応となるIDE RAIDコントローラ“PDC20265R”
\9,800

 価格はコムサテライト2号店で9800円、コムサテライト3号店で1万500円。IDE RAIDコントローラとネットワークコントローラを搭載するKT333マザーボードとしてはじめて最安値が1万円を割り込んだ安価さが魅力的な製品だ。代理店の恵安によるとi845E/Gマザーボードも近日中に登場予定とのことで、Intel製チップセット搭載製品でもプライスリーダーとなれるか、本格参入を果たしたLite-On製マザーボードの今後は要注目と言えるだろう。



マニュアル インターフェイス 同梱品
マニュアルからはFSBが可変であるように取れるが、詳細は不明。インターフェイスはUSB&RJ-45コネクタ部分にややクセがあるものの、ブラケットを同梱しているので問題はない
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