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凸版印刷、.NETフレームワークで“Books.or.jp”をリニューアル

2002年04月17日 22時17分更新

文● 編集部 田口敏之

凸版印刷(株)は16日、(社)日本書籍出版協会が運営する書籍情報検索サイト“Books.or.jp”の運営管理委託を受け、イースト(株)とマイクロソフト(株)の開発協力のもとで、全面的なリニューアルを行なったと発表した。

“Books.or.jp”
リニューアルした“Books.or.jp”

リニューアルに際しては、.NETフレームワークを採用し、検索を高速化したほか、PDA・携帯電話などから書籍検索を行なえるようにした。また、オンライン書店を運営する各社とアフィリエイト契約を締結し、検索結果からオンライン書店内のページに直接ジャンプし、書籍の購入が行なえるようになった。

日本書籍出版協会書籍データベース委員会委員長の佐藤隆信氏
日本書籍出版協会書籍データベース委員会委員長の佐藤隆信氏

説明会の冒頭で、日本書籍出版協会書籍データベース委員会委員長の佐藤隆信氏は「“Books.or.jp”は、出版業界が収集してきたデータを基に、1997年(平成9年)の9月に開設したもの。出版界は、ただでさえ物流が悪く、欲しい本が手に入らないと苦情を受けてきた。物流の問題は簡単に解決できないが、情報だけでもきちんと公開していきたいと考え、同サイトを開設した」

「我々のデータベースに登録されている、現在手に入る可能性のある本のリストは約60万点。しかしデータベースの運用には体力が必要。技術革新や、いろいろな環境の変化に対応していくだけのサイトにするため、凸版印刷と相談を重ねた結果、多大な協力を頂いてリニューアルを行ない、本日の発表までこぎつけた。全国の皆さんに、このサイトをご利用いただければと思っている」と述べた。

今回のリニューアルの主なポイントは、以下の通り。

  • 書誌データをXML化
  • 検索スピードの向上
  • 携帯電話・PDAへの情報配信
  • オンライン書店との書籍情報のリンク
  • バナー広告サービスの開始
“詳細検索”画面
“詳細検索”画面

書籍の検索エンジンには、イーストが開発した、XML文書の全文検索エンジン『BTONIC(ビートニック)』を搭載した。これにより、検索スピードが従来の約300倍に向上したという。検索方法は、同サイトのトップページから、著者名や書籍名を入力して検索できる“簡易検索”と、ISBN(書籍コード)や出版年などまで細かく指定して検索を行なえる“詳細検索”を用意している。

携帯電話・PDAからも書籍検索を行なえるようになった携帯電話・PDAからも書籍検索を行なえるようになった

また、.NETフレームワークの、アクセスしてきたデバイスに応じたコンテンツを書き出すツール“Mobile Internet ToolKit(MIT)”を利用し、携帯電話(iモード、J-SKY、EZweb)やPDA(PocketPC、Zaurus、Palm OS搭載PDA)からアクセスして書籍検索を行なえるようになった。書店において、ユーザーが欲しい本が見つからなかった場合、携帯電話などで書籍の検索を行ない、検索結果を書店側に提示することによって、書店側は迅速な対応を行なえるという。

検索結果。その書籍の購入が可能な、オンライン書店へのリンクが表示される
検索結果。その書籍の購入が可能な、オンライン書店へのリンクが表示される
リンクをクリックすると、オンライン書店内の、該当する書籍のページにジャンプする
リンクをクリックすると、オンライン書店内の、該当する書籍のページにジャンプする

さらに、書籍の検索結果から直接、オンライン書店の該当ページにジャンプし、書籍を購入できるようになった。今回参加したオンライン書店は、アマゾンジャパン(株)の“Amazon.co.jp”、イー・ショッピング・ブックス(株)の“イーエスブックス”、(株)紀伊国屋書店“紀伊國屋書店”、(株)ジュンク堂書店の“ジュンク堂書店”、ブックサービス(株)の“ブックサービス”、日販アイ・ピー・エス(株)の“ブープルドットコム”の6サイト(50音順)。

そして、これらのリニューアル機能の追加によって、サイトの利用者が増加することを見込んで、バナー広告事業もスタートした。バナー広告は、横468×縦60ドットのGIF画像を利用できる。バナー広告を表示できるのは、トップページと詳細検索条件の入力画面、および検索結果一覧表示画面の3画面で、1バナーあたり、この3画面でランダムローテーション表示を行なう(月あたり40万回の表示が目安)。掲載料金は、1バナーあたり1ヵ月25万円(最低契約期間3ヵ月)で、年間契約料金は、一般で280万円。

凸版印刷取締役、情報・出版副事業本部長の秋山敏彦氏
凸版印刷取締役、情報副出版福事業本部長の秋山敏彦氏

凸版印刷取締役、情報・出版副事業本部長の秋山敏彦氏は「リニューアル前は、月平均180万ページビューのアクセスがあったが、開設した5年前には、これほどたくさんのアクセスがあるとは思っておらず、使い勝手の悪いシステムになってしまっていた。今回のリニューアルによって情報を一元化し、ユーザーが使いやすい、買いやすいシステムを構築した。利便性がなければ、このようなサイトに存在意義はない。月平均1000万ページビューのアクセスを目指し、また出版界の活性化のために努力していきたい」と語った。

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