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コンパック、日本市場向けスリムタワー“Evo Desktop D300 STシリーズ”を発表

2002年04月08日 20時06分更新

文● 編集部

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コンパックコンピュータ(株)は8日、企業向けスリムタワーパソコンの日本専用モデルとして、B.T.O.(Build To Order:注文生産)の“Evo(イーヴォ) Desktop D300 STシリーズ”7モデルと、C.T.O.(Configure To Order:注文仕様生産)の“同 D300 ST/CTシリーズ”2ベースモデルを発表した。価格はD300 STシリーズのCeleron搭載モデルが9万4800円から。D300 ST/CTシリーズは4月中旬に同社の直販サイト“コンパックダイレクトプラス”で受注を開始する。出荷は両シリーズともに4月下旬に開始する。

“Evo Desktop D300 STシリーズ”
“Evo Desktop D300 STシリーズ”

今回発表した両シリーズは、日本市場向けに省スペース性やデザイン性などを重視した製品。従来の日本市場向け製品と異なる点は、同社の全世界共通製品と部材レベルでの共通化を図り、コスト削減を可能にしたこと。工具を使用せずに着脱可能なスイング式ドライブベイ、前面と側面にエアスリットを設けることでパソコン内部の発熱を外部に出すエアーフロー設計を採用した新シャーシを採用する。本体サイズは幅99×奥行き420×高さ324mm、重量は8kg。今後は“日本発のコンパックパソコン”として全世界での販売展開も予定している。

D300 STシリーズでは、Celeron-1.3GHzを搭載した2モデル、Pentium 4-1.6GHzを搭載したモデル、Pentium 4-1.7GHzを搭載した3モデル、Pentium 4-2AGHzを搭載したモデルを用意。価格はCeleron-1.3GHz、i815Eチップセット、128MBのSDRAMメモリー、20GBのHDD、48倍速CD-ROMドライブを搭載した『C1.3/128/20/P2』が9万4800円、同構成でCPUがPentium 4-1.6GHz、チップセットがi845の『P1.6/128/20/P2』が11万8000円、Pentium 4-2AGHz、i845チップセット、128MBのSDRAMメモリー、40GBのHDD、24倍速CD-RWドライブを搭載した『P2A/128/40r/P2』が16万8000円など。3モデルともOSはWindows XP Professional/2000 Professionalデュアル。

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