(株)ゼンリンは21日、ビジネスユーザー向けのパソコン用地図ソフト『ゼンリン電子地図帳Z[zi:]Professional(プロフェッショナル）』を3月22日に発売すると発表した。価格は、全国版(CD-ROM10枚組)、DVD全国版(DVD-ROM1枚)が、ともに2万9800円。
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| “色分け”した地図 |
『ゼンリン電子地図帳Z[zi:] Professional』は、表計算ソフトやデータベース作成ソフトが対応しているCSV形式のファイル(ユーザーが独自に作成した住所録や住所の入った顧客データ)を取り込み、“アイコン”(600種類)、“3D棒グラフ”、“色分け”などを利用して地図上に表示できるのが特徴。統計データを利用することもできる。また、指定した項目の情報をポップウインドウで表示する機能や、指定したエリア(半径指定円または任意多角形)内のポイント情報の集計/表示も行なえる。iモード地図検索サービス“ゼンリン携帯マップ”と連携した位置情報のメールによる送信や、収録している全国約1500万件の各種情報の検索などの機能も搭載する。なお、地図データは、建物の形まで表示可能な994都市の市街地図(約1/1000縮尺相当)を収録し、地図画面のスクロールや縮尺の無段階変更なども可能となっている。
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| 『ゼンリン電子地図帳Z[zi:] Professional』。左がDVD全国版、右が全国版 |
対応機種はPC/AT互換機、PC98-NX。対応OSはWindows 98/98 SE/Me/NT 4.0(SP3以降)/2000(SP1以降)/XP。また、ウェブブラウザーとしてInternet Explorer 5.0以上が必要。同社では、登録ユーザーに対して6月に最新の地図データ(市街地図エリア拡大版)を無償で提供するという。
