このページの本文へ

アライドテレシス、UTPケーブル用1000BASE-Tポートを装備したスイッチ『CentreCOM 9606T』などを発表

2002年02月20日 19時56分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

アライドテレシス(株)は20日、UTPケーブルを使用する6個の1000BASE-Tポートを装備したレイヤー3スイッチ『CentreCOM 9606T』を発表した。併せて、家庭向けブロードバンドサービス用の通信機器として、データ通信とIP電話を統合するレジデンシャル・VoIPゲートウェイ『CentreCOM RG203TX』と、各種設定を遠隔操作できるインテリジェントスイッチ『同 RG107TX』を発表した。

『CentreCOM 9606T』『CentreCOM 9606T』

『CentreCOM 9606T』は、UTPケーブルを使用する1000BASE-Tポートを6個装備したレイヤー3スイッチ。光ファイバーを使用する1000BASE-SX/LXポートを収容可能な拡張スロットを2基装備する。ルーティング機能として、IPスタティックルーティング、RIP(V1/V2)、OSPFに対応。また、IPフィルター機能、マルチホーミング機能、DHCP機能などを搭載する。本体サイズは幅440×奥行き357×高さ66mm。価格は49万8000円で、20日に出荷を開始した。

『CentreCOM RG203TX』『CentreCOM RG203TX』

『CentreCOM RG203TX』は、ADSL/FTTH/CATVなどのブロードバンドサービスでIP電話を利用する際に、家庭内に設置するVoIP端末。10BASE-T/100BASE-TXポートを、WAN用に1個、LAN用に3個用意する。スイッチング機能は、スイッチングモードがストアアンドフォワード、MACアドレス登録数が最大1000個。また、2線式アナログ電話機インターフェースを2個、2線式アナログ公衆回線インターフェースを1個装備する。VoIP機能は、音声コーデックがG.711/G.723.1に、エコーキャンセラーがG.168に準拠。呼制御プロトコルの違いにより、SIP Ver.2対応モデル『CentreCOM RG203TX-SIP』と、H.323 Ver.2対応モデル『同-H323』の2種類を用意する。本体サイズは幅200×奥行き150×高さ48mm。両モデルとも、受注開始日が13日で、価格が3万9800円。

『CentreCOM RG107TX』『CentreCOM RG107TX』

『CentreCOM RG107TX』は、10BASE-T/100BASE-TXポートをWAN用に1個、LAN用に7個装備したインテリジェントスイッチ。ネットワーク管理用プロトコルとして、TelnetとSNMPに対応する。このため、ISPの通信センターからユーザー宅の同製品に対して、各種設定を変更できるという。また、ユーザー宅内の機器への第三者のアクセスを防止するアクセスフィルター機能を搭載。本体サイズは幅200×奥行き150×高さ48mm。受注開始日は13日で、価格は2万9800円。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン